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KAY side
・
ス「こうしてスタートしましたが
今一番頭に思い浮かぶ人は?」
「…代表です。
僕の父親でもあるし
SEVENTEENの親でもあります。
…僕は、代表に生きる道を
与えてもらったのに…。
僕は失望させることしか
できなかった…。
今からは
代表に、ちゃんと恩返しができるように
絶対に指輪を取り返して
みんなでこのプロジェクトを
成功させたいです。」
このプロジェクトを成功させて
SEVENTEENらしく
新しいデビューの仕方をする。
それが、僕がアボジにできる親孝行だ。
・
そう心に刻んで
インタビューに答える。
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個別でインタビューに答え終わると
“次のミッションを発表します”
そういわれた。
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差し出されたカードの裏には
「デビュー曲…で、ファンの…心をつかめ…」
そう書いてあった。
・
デビュー曲…。
デビューに向けて
いろいろなミッションをすると思ってたけど
もう、終わるの…?
どういうこと…?
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・
そんな疑問と不安を抱えながらも
僕たちはミッションに向けて
デビュー曲の準備を始めた。
・
ミッションが与えられた後
集まった僕たちは
候補曲の中から
ミッションにふさわしい曲を選んだ。
“ダイヤモンドが磨かれるように
僕たちが頑張って準備し登場した”
“輝く時間だ”
そんな意味が込められた歌詞。
ジフニヒョンが作詞作曲して
スニョイヒョンが振り付けをした。
思いが込められた歌を
大事に大事に育てるように
1週間、ほぼ徹夜で練習を重ねた。
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正直、僕たち全員で
自分たちの曲を披露するのはこれが初めて。
いつもなら1人で練習すれば
それで済んだけど
そうはいかない。
グループで心を1つにすることが必要だった。
どんなにきつくても
行き詰まっても
同じ思いで必死にがんばるメンバーを
みていると
僕も頑張ろうと思えた。
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そしてライブ当日。
初めての舞台メイクを施してもらう。
自分の顔がだんだんと
ナムジャアイドルのようになっていく。
なんだか別人みたいだ。
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この顔は
杉原結ではなくて
KAYなんだ。
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改めて実感した瞬間だった。
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だんご(プロフ) - fjさん» ご指摘ありがとうございます。訂正します! (2019年7月15日 23時) (レス) id: 22b276d96f (このIDを非表示/違反報告)
fj - 結婚はキョルホン(キョロン)ですよ (2019年7月15日 23時) (レス) id: d6bf8c490d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だんご | 作成日時:2019年6月21日 19時