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KAY side
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ひとりひとり名前を呼ばれて
アボジがひとりひとりに
そのSEVENTEENの証である指輪を
右手の小指にはめていく。
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父「ケイ」
「…はい」
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アボジに名前を呼ばれて
目の前に立つ。
アボジに引き取られたときは
ずっと上を見上げていたのに
今では僕がアボジを見下ろすくらい
背が伸びた。
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父「ケイ…たくさん辛い思いをしただろうけど
ここまで頑張ってくれて本当にありがとう。
たまにはうちに帰っておいで。
SEVENTEENのケイも
息子としてのケイも
大切な存在なんだからな。
…デビューおめでとう。」
「…ありがとうございます…!」
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右手を差し出すと
そっと、優しく、ゆっくりと
小指にはめられる指輪。
すごくキレイで輝いていて
とても重かった。
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指輪をはめてくれたあと
ぎゅうっと抱きしめてくれたアボジ。
いろいろな思いが
頭を駆け巡って
再び目頭が熱くなる。
久しぶりに感じるアボジのにおいも
あたたかさも
僕を初めて迎え入れてくれた時と
同じで
なつかしい気分になった。
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「アボジ…僕をここまで連れてきてくれて
本当にありがとうございます」
父「…ああ、こちらこそ。」
「…僕、すごく幸せです。」
父「…よかった…っ」
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どんな言葉でも言い表せられないくらい
感謝の気持ちでいっぱいになった。
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父「右手の小指にはめる指輪には
いくつか意味がある。
表現力を豊かにする。
変わらぬ思いを貫く。
そして、幸せを逃さない。
今日までの努力と
今のこの気持ちを忘れずに
これからSEVENTEENとして
精一杯がんばってくれ。」
「「「ネ!!!」」」
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HS「なんか…本当に家族になったみたいだ」
SG「ひとつになった気がしますね」
WN「14人をこのリングが結んでる」
VN「わあ…本当にすごい…」
SC「これからもずっと
俺らはひとつだ…!
この指輪の重さを忘れないで
一生懸命やろう!」
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みんなで集まって
円陣を組んだ。
SC「1,2,3!」
「「「ファイティン!!!」」」
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だんご(プロフ) - fjさん» ご指摘ありがとうございます。訂正します! (2019年7月15日 23時) (レス) id: 22b276d96f (このIDを非表示/違反報告)
fj - 結婚はキョルホン(キョロン)ですよ (2019年7月15日 23時) (レス) id: d6bf8c490d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だんご | 作成日時:2019年6月21日 19時