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KAY side















LAST SEVENTEEN TVの


第1回放送が終わった。





夏らしくて雰囲気のある

野外ステージは

僕たちのテンションをあげさせた。







SG「おつかれさまでした〜!」


「おつかれさまでした」






スタッフさんたちに挨拶をして

控室に戻る。











T8「あの…」




歩いていると

ミョンホが話しかけてくれた。





「ん、どうしたの?」





嬉しくてすこしドキドキする心臓を

抑えながら返事をすると


不安そうだった顔がぱあっと明るくなる。







T8「あの、アクロバット…できるんだね!」


「あ、うーん…まだ始めたばかりで
 へたくそだけどね」


T8「いや、すごく、キレイだった」


「ありがとㅎㅎ」









ずっと話したかったことが

話せてうれしかった。











言葉の壁はあるけど

ずっとにこにこしてるミョンホの

雰囲気がやさしくて

思ったよりすぐ仲良くなれた。












T8「ぼくも一緒に練習していい?」







練習後に

アクロバットを教えてもらってることを

話すと、一緒にやりたいって言ってたから



それからはよく一緒に練習した。











アクロバットのほかにも






遅れて入ってきた分

メンバーに遅れをとっている

ダンスや歌を教えたり




ダンスがすごく上手なミョンホに

魅せ方を教わったり




充実した時間をすごした。































T8「ケイは韓国にいつからいるの?」


「え、んー…12歳のころだから…
 5年前くらい?」






そう言葉にして気づく。


アボジに拾ってもらって

もう5年も月日が経ってたなんて。












T8「だからそんな韓国語上手なんだね」


「ふふ、そう言うのはミョンホだけだよ(笑)」


T8「え?」


「まだ、たまに発音で笑われたりするよ」


T8「そうなの?(笑)」











練習をしたせいで


とめどなく流れる汗をぬぐいながら


そんな話をする。







T8「日本にいる家族に会いたくなったりしない?」






すこしさみしそうに


儚げに笑うミョンホ。











“日本にいる家族”



そう聞いて最初に浮かんだのは

ゆうヒョンだった。





いつのまにか


父親の顔はもちろん

母親の顔まで



思い出せなくなっていた。











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作品ジャンル:タレント
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だんご(プロフ) - エイサシ48さん» コメントありがとうございます!ディエイシもう少しで練習生加入します!(笑)これからもよろしくお願いします! (2019年6月16日 11時) (レス) id: 22b276d96f (このIDを非表示/違反報告)
エイサシ48 - 今日この小説一気読みしました!メンバーの優しさがイケメンです、、。エイトが早くこないか楽しみにしています! (2019年6月14日 20時) (レス) id: 9709de55c4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:だんご | 作成日時:2019年5月26日 21時

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