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SEUNGKWAN side
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SC「代表、これには理由が…！」
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スンチョリヒョンが代表に
今までの経緯を話す。
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父「･････そうか…。残念だ…本当に。」
お前らは全員、荷物をまとめて出て行きなさい。
と、すごく低い声で
ケイヒョンをいじめていた練習生たちに告げた。
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父「…裕太、とりあえずケイの病院に向かおう」
そういって裕太ヒョンを強く抱きしめた。
そこでやっと裕太ヒョンは正気に戻って
すーっと一筋の涙を流した。
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裕「僕が…ついていながら…
ケイのこと、守れなかった…
また、辛い思いさせて…」
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病院へ向かう車の中で
裕太ヒョンは
小さくつぶやいた。
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僕は、ただ涙を流すことしかできなくて
どうしていいかわからなくて
裕太ヒョンの手を包み込むことしかできなかった。
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病院にいくと
白いベッドに同化するぐらい
白く美しいケイヒョンの寝顔。
さっきの苦しそうな表情は
だいぶ良くなっていて
酸素マスクがすごく心配させるけど
上手に息をしていて
生きていることに安心した。
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まだ話したこともないヒョン。
最初はもっと違う形で
ヒョンのことが知りたかったよ…。
僕たち、普通に出会うことが
できたはずだよ…。
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裕『結のばか…』
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日本語でそういいながら
ケイヒョンの頬をなでる裕太ヒョン。
この二人は本当に
お互いのことを思いやってるんだな。
ケイヒョンのために
あんなに怒り狂って
練習生を殴った裕太ヒョンは
すごく怖かったけど
すごくかっこよかった。
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それからケイヒョンは1日中
眠り続けた。
このまま、どこかに消えてしまいそうで
すごく怖かった。
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でも、次の日
ケイヒョンは目を覚ました。
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スンチョリヒョンたちが
どうして黙ってたのか
家族だろう、そういうと
“家族って言ってもいいの？”
儚く、か細い声で
そんなことを言った。
そしてぽろぽろと涙をこぼしながら
泣いていた。
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初めて、ヒョンが
感情を表出した瞬間だった。
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だんご(プロフ) - もこさん» ありがとうございます；；そう言ってもらえると嬉しいです；； (2020年5月23日 19時) (
レス) id: 22b276d96f (このIDを非表示/違反報告)
もこ - いえいえ！楽しんで読ませてもらっています。好きです！ (2020年5月20日 21時) (レス) id: 29b5bff5d8 (このIDを非表示/違反報告)
だんご(プロフ) - もこさん» わ、ほんとですね…！ハンサンじゃなくてファンサンですよね()教えてくださりありがとうございます;; (2020年5月20日 7時) (レス) id: 089449a433 (このIDを非表示/違反報告)
もこ - 間違っていたら申し訳ないんですが最初のページの「幻想」ナムのハングル、幻の字が少し違う気がするのですが…。ここにハングル打とうと思ったらできませんでした。すみません。 (2020年5月19日 17時) (レス) id: 29b5bff5d8 (このIDを非表示/違反報告)
だんご(プロフ) - 3さん» わあ！初めまして！初コメありがとうございます；；控え目な感じ伝わっててよかったです；；これからもよろしくお願いします！ (2019年5月23日 22時) (レス) id: 22b276d96f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だんご | 作成日時：2019年5月10日 16時
