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SEUNGKWAN side
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SG「っ…ぐすっ…」
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ただ怖くて、怖くて。
ぐったりしたケイヒョンの姿と
いつになく真剣な顔をしたウォヌヒョンと
鬼のように怒鳴るジフニヒョンの姿が
脳裏に焼き付いて離れない。
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＿＿＿＿一昨日。
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いつも練習前、
どこかに行ってしまうケイヒョン。
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実はここだけの話
僕はケイヒョンのこと、ヌナだと思ってたんだ。
本当に勘違いするほどキレイだったから。
ヨジャグルが好きでよく見ているけど
ケイヒョンほどキレイな人はいない。
だから、なんだか緊張して
話せないキャラじゃないのに
ケイヒョンには声をかけるのをためらってた。
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でも、今日こそケイヒョンに話しかけよう。
そう心に誓って
ケイヒョンの後を追った。
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ついた場所は屋上。
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すこし重いドアを押し開けると
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練1「うぇーい！！」
練2「ははっ」
練3「なんか言えよ気持ちわりぃなあ！」
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練習生3人に囲まれて
背中やお腹を何度も殴られるケイヒョン。
でも、その目に光はなくて
痛がりもせず
ただ殴られるがままになっていた。
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その姿が、あまりにも怖くて
すぐにドアを閉めて
練習室に戻った。
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今みたのは、何なんだ…
現実なんかじゃないはず
こんなことが起こってたなんて
恐怖で全身が震えて止まらなかった
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ヒョンたちに言ったほうがいいよね…？
でも、誰に言えばいい…？
まだ練習生歴も浅い僕は
同じ部屋のジフニヒョンに相談しようと思った。
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でも、なかなか言えなくて。
口にするのさえ、怖くて。
もしかしたら練習生はそういう世界なのかもしれない。
ジフニヒョンだって、みんな
そういうこと、するのかもしれない。
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いろいろな悪い考えが
頭をよぎって
誰にも相談することができなかったんだ。
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そして今日。
相談しようと決意したその時
事件は起こったんだ。
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だんご(プロフ) - もこさん» ありがとうございます；；そう言ってもらえると嬉しいです；； (2020年5月23日 19時) (
レス) id: 22b276d96f (このIDを非表示/違反報告)
もこ - いえいえ！楽しんで読ませてもらっています。好きです！ (2020年5月20日 21時) (レス) id: 29b5bff5d8 (このIDを非表示/違反報告)
だんご(プロフ) - もこさん» わ、ほんとですね…！ハンサンじゃなくてファンサンですよね()教えてくださりありがとうございます;; (2020年5月20日 7時) (レス) id: 089449a433 (このIDを非表示/違反報告)
もこ - 間違っていたら申し訳ないんですが最初のページの「幻想」ナムのハングル、幻の字が少し違う気がするのですが…。ここにハングル打とうと思ったらできませんでした。すみません。 (2020年5月19日 17時) (レス) id: 29b5bff5d8 (このIDを非表示/違反報告)
だんご(プロフ) - 3さん» わあ！初めまして！初コメありがとうございます；；控え目な感じ伝わっててよかったです；；これからもよろしくお願いします！ (2019年5月23日 22時) (レス) id: 22b276d96f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だんご | 作成日時：2019年5月10日 16時
