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WOOZI side
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練習生たちに脱がされたのか
ケイは上半身裸だった。
真っ白な背中に大きな傷跡と
青くなったアザが広がっていて痛々しい。
「っ…はっ…はぁっ…」
うつ伏せになって倒れているケイは
苦しそうに息を吸っていた。
あまりにも酷い光景に
立ち竦んでしまう。
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WN「ジフナ…？みつかっ…っ？！」
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息を切らして走ってきたウォヌが
目の前の光景に目を見開く。
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WN「おい、ケイヤ、大丈夫か？！」
ウォヌがケイに駆け寄り
伏せている体を起こした。
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ハッとして俺もケイに駆け寄る。
真っ青になった唇。
細かく息をしながら
ぐったりしているケイは
呼びかけても反応がない。
WZ「しっかりしろ、ケイ」
話したこともない、ケイの名前を
必死に叫んだ。
それでも、ケイは反応しないどころか
さっきより更にぐったりしている…。
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SG「ヒョンたち、なにやってるんですか！」
俺らがケイに呼びかけている間に
抜け出そうとした練習生たちを
スングァンが捕まえてくれた。
俺たちは何もしていない、なんて
見え透いた嘘をつきながら目を泳がせている。
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どんなに噂が悪くても
たくさん努力して、同じ夢にむかって
一緒に練習してきた仲間だと思ってたのに
こんなことしてたなんて。
ほんと、なにやってるんだ
目の前でこんなに苦しんで
顔を真っ青にしてるやつがいるのに
部屋を出ていこうとする神経も
この期に及んで
何もしていないと言う神経も
到底理解ができない。
WZ「おいお前ら！
やっていいことと悪いことの
区別もつかねぇのかよ？！」
怒りがこみあげてきて
思わず練習生の肩をつかんで叫んだ。
WZ「こんなことして
何になるんだよ…？
一生懸命練習してきた結果がこれかよ？！」
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出したこともないような
どす黒くて大きな怒鳴り声が
事務所の廊下に響き渡る。
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WN「救急車お願いします、はい…
意識がないです…」
SG「っ…ヒョンっ…」
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救急車を呼ぶウォヌの声と
スングァンの泣き声。
俺の怒鳴り声。
ぐったりしたケイと
目線を合わせない練習生たち。
まるで地獄絵図だ。
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だんご(プロフ) - もこさん» ありがとうございます；；そう言ってもらえると嬉しいです；； (2020年5月23日 19時) (
レス) id: 22b276d96f (このIDを非表示/違反報告)
もこ - いえいえ！楽しんで読ませてもらっています。好きです！ (2020年5月20日 21時) (レス) id: 29b5bff5d8 (このIDを非表示/違反報告)
だんご(プロフ) - もこさん» わ、ほんとですね…！ハンサンじゃなくてファンサンですよね()教えてくださりありがとうございます;; (2020年5月20日 7時) (レス) id: 089449a433 (このIDを非表示/違反報告)
もこ - 間違っていたら申し訳ないんですが最初のページの「幻想」ナムのハングル、幻の字が少し違う気がするのですが…。ここにハングル打とうと思ったらできませんでした。すみません。 (2020年5月19日 17時) (レス) id: 29b5bff5d8 (このIDを非表示/違反報告)
だんご(プロフ) - 3さん» わあ！初めまして！初コメありがとうございます；；控え目な感じ伝わっててよかったです；；これからもよろしくお願いします！ (2019年5月23日 22時) (レス) id: 22b276d96f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だんご | 作成日時：2019年5月10日 16時
