［SEVENTEEN/男主] link

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KAY side



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「スンチョルさん、月末評価って…？」


SC「会社関係者とかトレーナーが毎月末に
　 評価しにくるんだよ。
　 どのくらい実力が伸びてるか、とか
　 デビューできるかとか。

　 それより、ヒョンで呼べって〜」


「…あ、スンチョリ‥ヒョン。
　こわいですね…」


SC「ケンチャナ〜。ちゃんと練習したら
　 うまくいくよ」


「…はい…」



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優しい顔でまた頭をなでてくれる

スンチョリヒョン。



練習歴が長いヒョンだから

自信があって力強い。


僕もこんな風に

強くなりたい。



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それからレッスンを終えて

課題曲のダンスを覚えた。



歌のレッスンも受けているけど

韓国語が難しくて

発音練習だけで

レッスンが終わってしまうこともあった。





思ったよりうまくいかない。

そりゃそうだ、まだまだ未熟なんだから。



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レッスンが終わっても

宿舎には戻らずに

自主練習の日々が続く。





どうやら僕は集中すると

抜け出せないタイプで

みんなが練習室から退出しても

気づかずに続けていた。




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「♪〜」



今日も歌いながらダンスを踊る。



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練習室には誰もいなくなって

僕のシューズの音が

キュッキュッと音を立てているだけだ。



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『韓国語むずかしいな…』



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何回も歌っているはずなのに

なかなかうまく歌えない。


発音がむずかしい。



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＿＿ガチャッ



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突然ドアが開いたと思ったら


？「お？まだいたのか？」

「あ…はい、こんばんは」

？「なんか、こうして話すの初めてだよね」

「はい…」

HS「俺はクォン・スニョン！
　 96lineだよ」

「ぼくは杉原結です。97lineです」


HS「スキ‥ラ…ケイ？
　 ナイストゥミートゥユー！」

「ね、ネー、？」

HS「英語わからないのか？ㅋㅋ」

「みあねよ…」


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冗談だよ、と笑うスニョンさん。

目が吊り上がってかわいらしくなる。



正直、最初は話しかけるのが怖かったけど

話してみるとすごく優しくて

いい人だ。


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