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KAY side
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練1「おい、昨日のあの態度はなんだ」
練2「なめてんじゃねーぞ」
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練3「むかつくんだよお前見てると」
練1「はやく出てけよ」
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そんな言葉を浴びせられながら
あれからずっと
お腹や背中などの見えないところを
殴られている。
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殴られるたびに思考が停止してしまうから
あまり覚えてない。
こんなの、気に留めることじゃない。
そう自分に言い聞かせて
耐え続けた。
･
『痛い…』
･
暴言は思考を停止させれば
何も聞こえないけど
暴力は、跡に残る。
毎回同じところを殴られるから
怪我が癒えずに
痛みが増していく。
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･
先「さ〜、レッスンはじめますよみなさん〜」
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お腹も背中も痛くて
歩くのすら困難だ。
今日は特に殴る力が強かったのだろう
･
おまけに頭がぼーっとして
まるでハンマーで頭を殴られてるみたいな痛さ。
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･
MG「ケイ、大丈夫？体調悪そう」
HS「チンチャ？休むか？」
「いえ、大丈夫です…すこし寝不足で」
MG「無理しないでね」
「こまうぉ」
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幸せを逃さないために
僕は必死で食らいついた。
その日のダンスレッスンは
すこし辛かったけど
なんとか何事もなく終えることができた。
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「っ･････」
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ダンス中はアドレナリンがでて
あまり痛くなかったけど
終わった途端痛みだしてきた。
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裕『結？大丈夫？
････ちょっとごめんね』
ひんやりとしたゆうヒョンの手が
僕の額を覆った。
裕『やっぱり熱あるじゃん…
いつから？』
「もるげっそよ…」
裕『今日は自主練はしないで
宿舎に帰って休もう』
『…やだ…』
裕『だめだよ…』
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･
滝のように流れる汗を
やさしく拭きながら心配してくれるゆうヒョン。
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なんでゆうヒョンが辛そうな顔してるの…？
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「ゆうヒョン…どこか痛いの？」
裕「お前が無理するからだろ」
「ぼくは…無理なんか…」
裕「いいから俺の言うこと聞けよ！」
･
泣きそうな顔で怒るゆうヒョン。
ごめんね、ヒョン…。
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だんご(プロフ) - もこさん» ありがとうございます；；そう言ってもらえると嬉しいです；； (2020年5月23日 19時) (
レス) id: 22b276d96f (このIDを非表示/違反報告)
もこ - いえいえ！楽しんで読ませてもらっています。好きです！ (2020年5月20日 21時) (レス) id: 29b5bff5d8 (このIDを非表示/違反報告)
だんご(プロフ) - もこさん» わ、ほんとですね…！ハンサンじゃなくてファンサンですよね()教えてくださりありがとうございます;; (2020年5月20日 7時) (レス) id: 089449a433 (このIDを非表示/違反報告)
もこ - 間違っていたら申し訳ないんですが最初のページの「幻想」ナムのハングル、幻の字が少し違う気がするのですが…。ここにハングル打とうと思ったらできませんでした。すみません。 (2020年5月19日 17時) (レス) id: 29b5bff5d8 (このIDを非表示/違反報告)
だんご(プロフ) - 3さん» わあ！初めまして！初コメありがとうございます；；控え目な感じ伝わっててよかったです；；これからもよろしくお願いします！ (2019年5月23日 22時) (レス) id: 22b276d96f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だんご | 作成日時：2019年5月10日 16時
