青色に染まれ

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「Aちゃんはぎゅーするの嫌？？」

『い、いやじゃないよ！ただ、緊張しちゃう、だけ』



嫌なわけじゃない




そう必死に伝えようとするAちゃん


目うるうるでめっちゃかわいい






じゃなくて、


「どうしたら緊張しなくなる？？笑」

『どーしたら、、えっと、んー、』



本当にどうしたらいいんだろうか


これ以上は合わせられる気がしない




一緒に過ごす時間が長ければ長くなるほどAちゃんのかわいい一面がどんどん出てくるわけで



そうなったら俺は当然我慢出来るわけがなくて





『い、いっぱいして、慣れる、とか』

「え？」


1人考え込んでいると聞こえてきたのは

想像もしていなかった言葉



『あ、あの、ほんとに、滉くんが嫌じゃなかったら、なんだけど、ぎゅーいっぱいすれば、ドキドキしなくなるかなって、思って、でもほんとに滉くんがダメだったら全然他の方法考えるし、だから』




必死に弁解しようとするAちゃんの顔は真っ赤で



思わず腕を引き寄せた





『滉、くん、？』

「いっぱいしよ」

『え、？』

「いっぱいする

ぎゅーもちゅーも」

『ち、ちゅーも？！』

「うん

だから早く慣れて？？」

『ち、ちゅーはまた話がちが』





Aちゃんの口を一瞬だけ自分の口で塞ぐと


また顔を真っ赤にしてすぐに静かになったAちゃん






「大丈夫、すぐ慣れるから笑笑」





だけど


慣れて欲しいとは言っても


なんだかんだこの反応が可愛くて




いじめたくなっちゃうわけだから





「もう少しこのままでもいいかも笑」

『な、なんの話、？！///』




やっぱり少しずつ



俺たちのペースで





進んでいきたいと思う





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