EP.06 あーんしてください (JH,JS,TE,DN) ページ8
(JS)「A?入るよ?」
ジスヒョンの声は夢の中の私には聞こえなかった。
(JS)「Good morning〜。ご飯の時間だよー」
(TE)「おはよう!大丈夫?」
ヒョンたちの声でやっと目が覚める。
「…おはようございます」
いつもは寝起きがいい私も今日は体のだるさに寝ぼけ気味だ。
(JS)「…うーん、まだあるかなあ」
ベッドにそっと腰掛け、おでこに手を当てて熱を計る。
そして、手には小さな鍋が。
「それなんですか?」
(TE)「ミンギュがおかゆ作ってくれたんだよね。食べる?」
「食べたいです!お腹空きました」
(JS)「OK〜。はい、あーん」
うっそ…ジスヒョンどさくさに紛れてあーんしてくれてるんだけど…!?
…私はなんて幸せものなんだろう…
「あーん♡」
(JS)「おいしい?」
「おいひいでふー」
(TE)「…ちゃんと飲んでから喋ろうね?」
「はーい!」
朝からイケメンにおかゆ食べさせてもらって私はもうやり残したことないよ…うん……
(JH)「Aやー。氷枕持ってきた。熱下がった?」
ジョンハニヒョンとチャニも来てくれた。
(JS)「まだあるけど昨日よりは下がってるよ。はい、あーん」
「あーん♡」
(JH)「………」
(TE)「…ヒョン、抑えて抑えて…!」
(DN)「Aー!フルーツ切ったよ!」
「チャニー!!ありがとう!もしかして全部一人でやってくれた?」
(DN)「もちろん!Aのためだもん!」
チャニが切ったフルーツ、全部私が好きなやつだ!
「こんなにもらっていいの?」
(DN)「Aが元気になれるならいくらでもあげるよ!」
チャニほんとにいいこすぎる……
(DN)「あーんしてー」
「あーん」
すっかりあーんされるのにも慣れて、口いっぱいにフルーツを頬張る。
「おいひいー!チャニ最高!大好き!」
(DN)「僕もA大好きー!早く元気になってね?」
「うん!」
(JH)「……」
それから3日間、ジョンハニヒョンは口を利いてくれなかった。
「ジョンハニヒョン!シャンプーの替えどこにあるか知りません?」
(JH)「…自分で探せば?」
「あった!でも届かない〜!ヒョンも使ってるんだから手伝ってくださいよ!」
(JH)「…絶対やんない」
(MG)「…あれは相当かかりそうですね」
(WN)「…さすがに今回はヒョンに同情するわ」
EP.07 大掃除だよ!SVT (JN,HS,WN,MG)→←EP.05 エンと風邪 (Hiphop team)
492人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆか | 作者ホームページ:https://twitter.com/sjjm_s
作成日時:2016年4月29日 15時