なんだかんだ言って好き。with SEVENTEEN 2 (ページ1)

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EP.01 BACK TO JAPAN ページ1

新年もメンバー全員で迎え、2日からは3日間休暇をもらえたので、それぞれ故郷に帰ることになった。

早朝。空港でグローバルラインと別れ、私は日本へ向かった。

…実は、帰省することは両親には話していない。

突然帰ったら驚くだろうなあ…なんて考えてるうちに飛行機は日本に着いていた。

家に帰る前に、こっそり東京のCDショップを回ってみた。

【14人の輝く宝石SEVENTEEN激推し中！】

K-POPコーナーに着くやいなや目に入ったポップに少し頬が緩む。

壁いっぱいに並べられた自分たちのCD。

日本でもSEVENTEENが知られてきているんだ…と思うと気分が高まる。

【当店は日本人メンバーエンちゃんを応援しています！】

手書きで書かれたメンバーのプロフィールや紹介を読んでいると、私の欄にこんな文面が。

…泣かせないでほしい……

ただでさえ自分のプロフィール読んで怪しい人なのに泣いたりしたらもっと怪しいじゃないか…

まだ買えていなかったLovelyzのCDを持ってレジへ。

「あの！…SEVENTEENのポップを書いた方はどなたですか？」

突然の質問に固まる店員さん。

『私ですけど…』

「あなただったんですか…！素晴らしいですね！SEVENTEENも絶対に喜びます！ありがとうございます！」

終始きょとん顔の店員さん。

しかし私が手を掴んでぶんぶん振っているのを見て驚いた顔をする。

『この指輪…もしかして…！エンちゃん？』

「はい！帰省しに帰って来たんです！」

『え、本物！？？あの、私ペンなんです！いつも見てます！サインください！』

突然の出来事に取り乱す店員さん。

「これでいいですか？」

『はい…！まさか新年早々エンちゃんに会えるなんて…いい年になりそうです！』

「えー！褒め過ぎじゃないですか？今年はメンバー全員で日本に来るのでライブにもぜひ遊びに来てくださいね！」

『行きます！絶対に行きます！』

「じゃあ、また日本に帰ったら来ますね！」

『本当ですか！？来店お待ちしています！』

その後、店員さんがツーショットと共にエンが来店した、という内容をツイートしたところ、

そのお店がSEVENTEENペンの聖地になった…という話は韓国に戻ってからペンが教えてくれたのだった。