新メンバーはヌナ？ヒョン？ (ページ30)

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ごめんページ30

たどり着いた場所は公園。

夜になると星がよく見える所。

ベンチに座り、溢れてくる涙を一気に流す。

自分はなんでこんな泣いてるのか自分でもわからない。

きっとバレたんだろう。

もし脱退になったらどうしよう。

私は意味もなく韓国に来たわけじゃない。

言い訳にとらわれるかもしれないけど、
ちゃんと皆に言おう。

丁度時刻は7時頃。

夕陽が出てくる時間帯。

しばらくベンチに座ってると、後ろから声をかけられる。

「ミンギュ…」

「となり、いい？」

「うん」

「ちょっとびっくりした、、、」

「ごめん。いつか言わなきゃって思ってたんだけどな。なんでよりによって今日なんだろ(笑)」

「、、、無理して笑わなくても、いいんだよ」

そんな言葉、言われたら崩れちゃうよ(笑)

再び涙が出る。

今度は静かに。

「なんか俺、ほんとはサラヒョンが女なんじゃないかって思ってた」

「どうして？」

「俺の直感が言ってたんだ。たとえ違うとしても、なんかそんな気がしてた。だからサラヒョンの事が気になって気になって、つい意地悪なことしたりした」

「そのことはもういいって…(笑)」

「ヒョン達、多分ショック、受けてるのかな」

「そりゃそうだよ」

「サラヒョンにはサラヒョンなりの、考えや理由があるんでしょ？俺には分かるよ」

「なんで？」

「だってサラヒョン、ほんとは弱いでしょ？(笑)。おっきな夢や目標が無きゃ、こんな所来ないよ。ほら、ここ物騒じゃん？(笑)」

「はは(笑)。たしかに(笑)。ミンギュはほんと優しい。私が女でも、突き放したりしない」

「女の子突き放したりなんてしないよ(笑)」

「帰ってちゃんと話す」

「うん」

ミンギュと約束をしてから帰る。

帰り道は泣きつかれたのか、ずっとミンギュにおぶってもらってた。

「サラ、、、かっる、、(笑)」

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