今日:14 hit、昨日:3 hit、合計:99,489 hit
小｜中｜大
. ページ20
.
気づけば屋上にきていた。
最近本当に空が綺麗で、
雲があってもなくても、
雨が降ってもなんでも
本当に空が綺麗で吸い込まれそうなくらい。
屋上には大家さんがお花を育てていて
花の種類はわからないけど
色んな色のかわいい花が咲いている。
今日は休みで、ひとりで寂しいのに
何故かとても心の底から気持ち良い。
対して空も晴れてないのに
心の軽さが怖いくらい
いつだかの泣き腫らした私がしたように
大きく手を広げてみる、
できるだけ前屈みになってみる。
あの時よりも低いのに
すごく怖く思った。
少し間違えれば私は簡単に落ちちゃって
簡単に死んじゃって
ぐちゃぐちゃになっちゃうのかもしれない。
久しぶりに前が見えなくなるくらい涙が溢れて
慌ててしゃがみ込んだ。
ー怖い
もう私はきっと
どっちでも良くない。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 671人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：そちゃん | 作成日時：2020年7月26日 22時
