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「え？スンミンヒョン！」
スニョン越しにその知り合いの方を向くと、その人の後ろに
スンチョルくんがいた。
びっくりしすぎて声も出ない。
スンチョルくんも驚いた顔をしたけれど、すぐに下を向いて目を逸らした。
さっきまでの楽しかった気分は、スンチョルくんに会えたことで風船のように急激に膨らみ、スンチョルくんの態度をみて破裂して飛んで行った。
気まずい私たちを置いて、2人は盛り上がっている。
「練習サボるなよーー」
HS「サボってないですよヒョン！笑」
「スニョンの彼女？」
『ち、違います！！』
HS「そうです！！」
HS「え、そんな食い気味で否定されると傷付くんだけど！」
スニョンと知り合いの人が笑っている。
チラッとみると、勢いよく顔をあげたスンチョルくんと目が合った。
ほんの一瞬。
すぐにそらされてしまったけれど、その一瞬で全身がブワッと熱くなる。
HS「幼なじみです。幼稚園からの。」
「すごいかわいい子じゃん〜
いいなぁ、俺も女の子の幼なじみ欲しかった〜。名前は？」
HS「あ、紹介遅れてすみません。
幼なじみでひとつ上のキム•Aです。こちらは俺の先輩のチェ•スンミンさん。先輩は今度出る音楽イベントの企画チームなんだ。」
『は、はじめまして、キム・Aです。スニョンがお世話なっています。』
スンミン「なんでそんな緊張してるの笑。よろしくね〜。あ、こいつ俺の弟の…」
SC「知ってるよ。学校同じだから。」
下を向きながらスンチョルくんがポツリと言った。
スンミン「チンチャ？！早く言えよ！」
HS「え？A、知り合いなの？」
『うん。入学してすぐの時からたくさん助けてくれたの。
こんにちは…スンチョルくん。』
卒業まで話せる機会は今しかないかも。
そう思って、勇気を振り絞って言った。
スンチョルくんはまた顔をバッとあげて、ものすごく小さな声で、よぉ、と言った。
ばったり同級生に会ったのが恥ずかしいのか、耳が赤くなっている。
スンミン「えー、こいつが？ウチじゃいつも不貞腐れてるのに、お前可愛い子には優しいんだなー」
可愛い子。
パク・ヘリさんが思い浮かんで、今度は私が下を向く。
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bonpom(プロフ) - diva05さん» 嬉しいコメントありがとうございます！もどかしい2人が後半どうなるか楽しみにして下さると嬉しいです♡最後まで頑張ります！ (9月5日 23時) (
レス) id: 9a606ef179 (このIDを非表示/違反報告)
diva05(プロフ) - 毎回の更新楽しみにしています！ようやく2人の感じが動き出して続きが気になります♡ (9月5日 22時) (レス) @page45 id: ef3d85c571 (このIDを非表示/違反報告)
bonpom(プロフ) - Natsukiさん» コメントありがとうございます！お好みに合って嬉しいです♡自分で書いていてもチョルくんがなかなか気付かないのでヤキモキします笑。たくさんキュンして頂けるように頑張ります♡ (9月5日 22時) (レス) id: 9a606ef179 (このIDを非表示/違反報告)
Natsuki(プロフ) - お話が自分のドタイプすぎて主様天才…？と思いながら読ませて頂いてます笑ジスハンホシギュに守られクパンに取り合われは最高すぎる、、チョルに早く気付いて欲しいです( ･ᴗ･̥̥̥ )これからも楽しみにしてます！キュンをありがとうございます♡ (9月4日 16時) (レス) @page38 id: 1445cdbb12 (このIDを非表示/違反報告)
bonpom(プロフ) - yuyu83701920088さん» コメントありがとうございます！大好きと言って頂けてとっても嬉しいです♡♡最後まで楽しんでいただけるように頑張ります！ (9月4日 16時) (レス) id: f1b923e110 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bonpom
| 作成日時：2023年7月31日 15時
