61 ページ13
起きた時に胸が苦しくなるんじゃないかって、気になりすぎて眠れたとしてもすぐに起きてしまう
飲み物でも飲もうと自販機に行くため、ジュン達を起こさないようソファから降りた
朝方ってのもあり事務所内はほぼ誰もいなくて薄暗い
自販機で水を買って近くのベンチに座る
｢はぁ…｣
ウォヌは僕のことどう思っているのかな
今まで喧嘩はしたことはあったけど、ホントくだらないことばかりで今回みたいな感じの喧嘩はなかった
胸ぐらを掴まれた時、僕達の関係は直ぐに崩れるものなのかって思ったし、勢いで嫌いとも言った
沢山ウォヌを傷つけてしまった
そんな僕にウォヌはきっとなにも…
ホント最近何も上手くいかない
作詞作曲だって僕が隠してるのが悪かったけど、メンバー皆の力になりたかったから
自分に自信をつけたかった
CARATにステージに立つとビョルも出来るんだって、すごいんだって認めてほしくて色々頑張ったのに
皆のためにって、自分が良かれと思って始めたことが逆に皆に迷惑をかたり傷つけてしまうのなら僕はただの邪魔者
ユンギヒョンにどうした?って聞かれても自分じゃ何が起こっているのか、どうしたらいいのか分からなくて何も答えられなかった
僕はどうしたらいいの?
何をしたら皆の力になれるの?
自分の強みが分からない
皆が僕に求めていることが分からない
メンバーが僕を必要としてくれているのか分からない
｢ゲホッゲホッ｣
ボーッとしながら水を飲むと気管に入ってむせてしまった
ｳｼﾞ｢A｣
｢?!…ごめん、僕起こした?｣
ｳｼﾞ｢いや、俺が起きた時にはもうAいなかったから…で、なにしてんの?｣
｢座ってるの｣
ｳｼﾞ｢そら見りゃ分かるわ｣
普通に返されてフフッと笑うとジフナが隣に座ってきた
ｳｼﾞ｢最近どう?｣
｢ん?｣
ｳｼﾞ｢メンバーでもそれぞれやること違くて話さないやつもいるし、Aと2人で話す時は大体レコーディングの時だから｣
｢確かに…｣
ｳｼﾞ｢Aはさ、これからどうしたい?｣
｢どうって…今はこれがしたいとかはないかな…ただ…｣
ｳｼﾞ｢ただ?｣
｢13人に囲まれてたいかな…誰一人欠けてほしくない｣
ｳｼﾞ｢それならAもだな｣
｢え?｣
ｳｼﾞ｢Aから見て13人でもお前がいないと俺から見た時12人だろ…まぁ何かあればジョンハニヒョンあたりが意地でもお前を連れ戻すか｣
｢フフッ、そうだといいなぁ｣
ｳｼﾞ｢そろそろ戻ろう、あいつらも起きる頃だろ｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 826人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
nana民(プロフ) - 続きが気になるー (7月9日 0時) (
レス) @page23 id: 52a3fcc53d (このIDを非表示/違反報告)
蓮夜 - 応援してます。続きがみたいです！ユンギさん大好き!!! (5月15日 21時) (レス) @page23 id: 574d664119 (このIDを非表示/違反報告)
なこ(プロフ) - もう続きは書きませんか？ (2023年1月4日 0時) (レス) @page23 id: e96e6eb3a5 (このIDを非表示/違反報告)
寧子(プロフ) - 素敵な作品に巡り会ってめちゃくちゃ枕をぬらしながら読んでました…(T^T)この想いを伝えたいために言わせてください本当にありがとうございます…！(早口) (2022年9月20日 17時) (レス) @page23 id: b3d00b40ee (このIDを非表示/違反報告)
さー(プロフ) - Riaさん» ありがとうございます！！主人公も大喜びです！！(万歳)＼(^o^)／ (2021年7月18日 0時) (レス) id: 695ff4d31c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さー
| 作成日時：2021年2月15日 3時
