My daily life【男主】

28 ユンギ ページ29

3日ぶりにAからこっちに行くと連絡があった

事務所近くの電柱でAが来るのを待つ

｢あ、ヒョン〜｣

ﾕﾝｷﾞ｢おー｣

｢僕、この3日間少しだけメロディー考えたんです、聞いてください〜｣

会って早々作曲の話をするA

ﾕﾝｷﾞ｢はいはい、とりあえず行くぞ｣

｢は〜い｣

いつも通り裏口から入り俺の作業室へと向かう

部屋に入りAが作ったメロディーを聴きながら改善点を伝えるために頭の中で整理する

初めてにしてはスッと音が入ってきて頭に残る

ﾕﾝｷﾞ｢終盤にこの音入れたのはなんでだ?｣

｢…｣

ふと気になり質問してみるが返事がない

ﾕﾝｷﾞ｢A?｣

｢…zzz｣

え、寝てんの?

起こそうと思ったけど、目の下のクマが理由でやめた

寝てないのか?

まあ、あの時間に帰ってたら寝れないよなぁ

でも毎日ここに来てる訳でもないし…

｢ん…ぅゎ、やば、寝てた…え、僕寝てました?｣

ﾕﾝｷﾞ｢おう｣

｢最悪だ…ごめんなさいごめんなさい、ちょっと顔洗ってきます、すみません…｣

ﾕﾝｷﾞ｢なぁ、お前ちゃんと寝てる?｣

｢え?｣

ﾕﾝｷﾞ｢寝てないだろ?｣

｢ん〜、1日の時間が足りないんです｣

ﾕﾝｷﾞ｢てことは寝てないってことだな｣

｢寝てないわけじゃ…1、2時間は寝てるんで…｣

ﾕﾝｷﾞ｢それ寝たとか言わねぇから、今日はもうダメ、ここで寝ていいからとにかく寝ろ｣

｢えぇ…｣

ﾕﾝｷﾞ｢疲れた頭で曲作ってもいいもんは出来ねぇぞ?｣

｢せっかく作ってきたのに…｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ

ﾕﾝｷﾞ｢お前が寝てる間に見といてやるから｣

なんで驚いた顔してんだよ、俺とお前しかいないから普通に聞こえるわww

｢ヒョンは寝ないんですか?｣

ﾕﾝｷﾞ｢俺昨日オフで昼過ぎまで寝たからな｣

｢うわぁ、いいな…｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ

ﾕﾝｷﾞ｢いいから寝ろ、起こしてやるから｣

｢んー｣

ﾕﾝｷﾞ｢なんかあんのか?｣

｢いえ、何もありません…眠くないのにぃ…｣

は?さっき寝てたのに何言ってんだ?

｢ヒョンってホントすごいですね…ユンギヒョンはバンタンにいなくちゃいけない人…僕はグループのために頑張ろうとすると迷惑かけちゃうダメな人…zzz｣

ソファに横になり、眠くないとか言ってたくせに、秒でﾀﾋんだように寝るA

それにしてもなんかあったのか?

Aにブランケットをかけ、Aが作った曲を聞き直すけど、さっきの発言が気になってあまり進まなかった

てかそんな修正する程酷くなかった

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