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宿舎に入るとスニョンイヒョンが僕の手から荷物を取っていった
普通なら運んでくれたと思うかもしれない
けど僕には取られたとしか思えなかった
それは僕が普通じゃないから?
だって仕方ないじゃん
あの中にはアキトから渡された家族との写真が入ってるんだから
僕と母さん達が一緒にいたって事が分かる唯一の宝物
兄ちゃんの指輪は身につけてるけど、それだけじゃだめ
どうしよう、取られちゃうかもしれない
不安で仕方なくて直ぐにスニョンイヒョンの後を追った
ｼﾞｭﾝ｢あ、帰ってきたの?おかえり〜｣
ﾎｼ｢A、ヒョンが荷解き手伝ってあげる!!｣
なに?なに??
ﾐﾝﾊｵ｢おかえりA｣
ﾊﾞｰﾉﾝ｢おかえり｣
ﾃﾞｨﾉ｢ヒョン、僕も手伝いましょうか?｣
なんて言ってるの??
ﾎｼ｢お、チャナも弟想いだな〜!!｣
ｳｫﾇ｢スニョンア｣
ﾎｼ｢さ、早くやろうぜ!!｣
え??(´･-･)
ﾃﾞｨﾉ｢はい!!｣
あ、待って、開けないで…!!
｢っ…!!｣
会話が早すぎて、なんて言ってるか分からないままキョロキョロしてたら荷物を開けられそうになった
慌てて止めたら一瞬で微妙な空気になった
ﾎｼ｢…A?｣
今この部屋にいるメンバー皆が僕を見てる
｢…｣(´._.)
ｳｫﾇ｢スニョンア、やめときな｣
ｼﾞｭﾝ｢開けられるの嫌だったんじゃない?｣
ﾎｼ｢あぁ…A、嫌だった?ごめんな?｣
ﾃﾞｨﾉ｢ごめんねA｣
数分前とは真逆の空気に心がすごく押し潰されそう
僕のせいで変な空気にしてしまった
｢ごめん、なさい…｣
ﾎｼ｢え?…あ、いや、俺らが悪かったから気にしないで?｣
居づらい…抜け出したい…
ｽﾝﾁｮﾙ｢おーい、A風呂入ったか〜?｣
タイミングよくスンチョリヒョンが来た
ｽﾝﾁｮﾙ｢ん?なにやってんのお前ら｣
ﾃﾞｨﾉ｢あ、ヒョン｣
ｽﾝﾁｮﾙ｢A、まだ入ってなかったのか…お風呂、早く行きな?｣
僕と目線を合わせて話すスンチョリヒョン
返事出来ないまま固まってたらウォヌヒョンが携帯を見せてきた
ｳｫﾇ『携帯:荷物、誰も開けないから行ってきな』
｢は、はい…｣
何とか返事をして、キャリーケースの中から着替えを出す
しっかり鍵をかけ、誰とも顔を合わせずにお風呂へと向かった
ﾐﾝﾊｵ｢しっかり鍵かけましたね｣
ｼﾞｭﾝ｢あの中に何かあるのかな??｣
ｽﾝﾁｮﾙ｢はぁ…で、何した?｣
ﾎｼ｢…(やべぇ、やべぇぞこれは)｣
ｳｫﾇ｢…(馬鹿だなこいつ(スニョン))｣
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トムジェリ(プロフ) - 面白くて一気読みしてしまいました！！これからも応援しています！！！！ (2022年2月28日 1時) (
レス) id: cc774e2595 (このIDを非表示/違反報告)
さー(プロフ) - ひまわりさん» なかなかログインできずお返事遅れてしまい申し訳ありません(TT)とても嬉しいです！少々スランプですがこれからも頑張っていきます！(^^) (2022年2月27日 21時) (レス) id: 695ff4d31c (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - 面白すぎて一気読みしてしまいました‥‥！！笑いあり、涙ありで最高すぎます！！素敵な作品ありがとうございます。これからも応援してます！ (2022年2月6日 17時) (レス) @page44 id: 251abbe51a (このIDを非表示/違反報告)
rrr - とても好きなお話です！更新ずっと待ってます。。。 (2021年9月1日 11時) (レス) id: 574ad41434 (このIDを非表示/違反報告)
さー(プロフ) - はるたさん» コメントありがとうございます！まだ確認途中ですが、修正をしましたので再度初期のままになっている場合お知らせください。^^ (2021年7月27日 1時) (レス) id: 695ff4d31c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さー
| 作成日時：2019年10月15日 3時
