僕は日本人 5

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テヒョンイヒョン達の元に向かったはいいものの、なんだか眠くてグギヒョンの広い背中に頭を預けて座ったまま目を閉じた

…いや、ダメだ

寝たら明日が来る

明日は自分の宿舎に帰る日

つまり僕がSEVENTEENのヒョン達に自分のことを話さないといけない日だ

そんなの無理

急に僕への接し方を変えてくるかもしれない

僕に同情するかもしれない

別に同情するなとは言わないけど、急に態度を変えられると今まで見てたことが嘘みたいに感じる

日本じゃそうだった

ちゃんと僕のこの目で見てきたことなのに…

裏切られた気分になって怖くなる

急に僕の心に踏み込んでくるのも嫌だ

独りぼっちはもう嫌だけど恐ろしくてたまらない

前に進まなきゃいけないのは分かってるけど時間が欲しい

でもそのせいでパフォーマンスに影響したらどうしよう…

韓国語ももっと勉強しなきゃ

コミュニケーションちゃんと取れなきゃ置いていかれる

そうだ、明日事務所に寄ってから帰ろう

僕には携帯という強い味方がいる

Googleマップを使えば1人でも行けるはずだ

事務所に着いたら社長室に行って、それから…

それから…

『zzz…』

ｸﾞｸ｢…A?寝たの?｣

ﾃﾃ｢まじで?｣

ｼﾞﾐﾝ｢寝てる寝てる!可愛い寝顔…｣

ｸﾞｸ｢なんかA温かい｣

ﾃﾃ｢んなっ!…Aは俺と寝るんだからな!!｣

ｼﾞﾐﾝ｢Aの頬っぺ食べちゃいたいくらい柔らかい…いつも顔半分は隠して寝るからこれはレアだ…｣ﾑﾆﾑﾆ

『んん…zzz…』

頬っぺ摘んでるの誰…

痛いじゃん…けど抵抗するよりも眠い…zzz…

ﾃﾃ｢ヤー!Aが起きるだろ!!…よいしょっと…｣

なんか浮いた…

『てひょ…ひょん…』

ﾃﾃ｢ん?ヒョンと寝よう｣

『ん…』ｷﾞｭｯ

ﾃﾃ｢(はぁ〜可愛い可愛い)｣

ｼﾞﾐﾝ｢グガ、僕達も寝よう｣

ｸﾞｸ｢なに一緒に寝るみたいに言ってるんですか｣

ｼﾞﾐﾝ｢え、寝な ｸﾞｸ｢寝ませんよ｣ ｣

ｼﾞﾐﾝ｢ちぇ〜即答かよ〜｣


.


.


.


.


なんてこった普通に寝てしまったぞ

テヒョンイョンから布団に丸められた時、完全に夢の世界に落ちた

寝ないよう粘ってもない、ちくしょう←

嫌々身体を起こして身支度を済ませる

ご飯も寝ながら食べるグギヒョンを見て食べた、少しだけ

運良く?ヒョン達はお昼から仕事らしく準備に慌ててる

僕は大人しく牛乳を飲む

ﾕﾝｷﾞ｢美味いか?｣

『ｺﾞｸｺﾞｸ…』ｳﾝｳﾝ

ｼﾞﾝ｢ちょっとユンギ!呑気に座ってないで着替えて!!｣

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