僕は日本人 3

124 テヒョン ページ25

ハニからの電話のことをヒョン達に話したら行ってこいって言ってくれた

練習があったけどAが気になって集中出来ないって分かってたのかも

ｸﾞｸ「ヒョン!僕も行きます!!」

ﾃﾃ「へ?」

あれ?グガも行くの?

ｸﾞｸ「ヒョン達には話したんで」

ﾃﾃ「しょうがないな〜」

ｸﾞｸ「で、Aに何かあったんですか?」

グガはAの事となると敏感になる

多分、僕の次にAへの愛が強いと思う

1番はもちろん僕!!ｲﾋﾋｯ

ﾃﾃ「ん〜家族の夢見たんだと思う」

ｸﾞｸ「夢?」

ﾃﾃ「ジュナ見て泣き出したって言ってた、泣く前は寝てたみたいだし、Aがジュナの腕を必死に掴んでるのも見た」

ｸﾞｸ「夢の中で何か言われたんですかね?」

ﾃﾃ「そうかも」

ｸﾞｸ「ヒョン、早く行きましょう」

そう言うと軽く走り出したグガ

ﾃﾃ「えっ、ちょ、待って」

いや、あいつ軽くじゃない、結構ガチで走ってる

ｸﾞｸ「ヒョン遅いです」

ﾃﾃ「はぁはぁっ、グガが速すぎるんだよ…!!」

息を切らしながらインターホンを押すとハニが出てくれた

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「え、走ってきたの?」

ﾃﾃ「グガが、急に走り出すからっ」

ｸﾞｸ「…」

おい人見知り、黙るなよ

ﾃﾃ「で、Aは?」

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「電話した時よりは多分落ち着いたと思うけど、ずっと泣いてる。とりあえず上がって」

ﾃﾃ「お邪魔しまーす」

ｸﾞｸ「お邪魔します…」

ハニの後をついて行くとだんだん鼻をすする音が聞こえてきた

『っ…んぅっ、やだ…1人になるっ…うぅ、怖い…』(´;ㅿ;｀)

ｼﾞｭﾝ「ん〜、大丈夫大丈夫〜」

案内された部屋に入ると電話で指示した通り、Aはジュナに抱きしめられてた

ジュナの胸に頭をあずけ、どこか一点を見て小さくなりながら泣いてる

確かにさっきよりは落ち着いたかもしれない

泣き疲れたのかも…?

ｽﾝﾁｮﾙ「A、テヒョナ来たよ」

『ひくっ…うぅ…』(´;ㅿ;｀)

ﾃﾃ『A〜?久しぶり、どうしたの?』

Aに近づき目線を合わせながら話しかける

ﾃﾃ『おいで?』

そう言いながら手を広げるとこっちに来た

『っ…』(੭´ ;ㅿ;)੭

えっ、可愛い…

そう思ったのもつかの間、ジュナを見てまた泣き出し、そのままジュナの腕の中に戻っていった

悲しい

ｼﾞｭﾝ「えっ…え?」

一瞬だけどジュナに嫉妬した

『っ、いや…いなくなるっ…うぅ、ゲホッ…怖い…怖いよ…』(´;ㅿ;｀)

いなくなる?

家族の夢でも嫌な夢を見たのかな

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