僕は日本人 3

122 ジョンハン ページ23

『やだっ、やだぁっ…!!』

宿舎内で日本語の叫び声が聞こえる

今、日本語を話せるのはAしかいない

ｼﾞｽ「何事?」

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「さあ」

そう話しながら声のする方へ相方と向かう

ｼﾞｭﾝ「ななな、なんで泣いてるの?寝てる間に僕何かしたかな?」

ﾐﾝﾊｵ「A?どうしたの?」

『やだぁ、うぅ…嫌いにならないで…っ!!』(´;ㅿ;｀)

部屋を覗くとジュナを見て大泣きするAとAをなだめる中華

日本語を聞き取ろうと必死のスニョア

ジュナのお菓子をあげようとするウォヌ

そんなヒョン達を見てオロオロするチャニとそれを観察するボノナがいた

この部屋のメンバー勢揃いじゃん、何してんの

ｳｫﾇ「あ、ヒョン」

ｼﾞｽ「なんで泣いてんの?」

ｳｫﾇ「分からなくて…とりあえずお菓子あげたら泣き止むかなって」

ｽﾝﾁｮﾙ「おい、何事だ」

ｼﾞｽ「あ、スンチョラ」

ｽﾝﾁｮﾙ「え、なんで泣いてんの?」

ｼﾞｭﾝ「あっヒョンどうしよう〜、僕の顔見て泣いちゃった…」

ｽﾝﾁｮﾙ「は?」

ｼﾞｭﾝ「僕今いない方がいいかな?Aもっと泣いちゃうよ」

あぁジュナ何も悪いことしてないのに自分を責め始めた

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「ジュナ、お前は悪くない、ここにいな?」

そう言いながらスマホを取り出す

ｼﾞｽ「ハニ?」

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「電話する」

ｼﾞｽ「誰に?」

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「バンタン」

Aが入院してた頃、もしもの事があったらってテヒョナと連絡先を交換してたんだ

少しずつ絡んでるうちに同い年のジミナとも仲良くなった

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…

ﾃﾃ「はーい」

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「あ、テヒョナ?今大丈夫?」

ﾃﾃ「うーん、まぁ大丈夫〜」

『やだやだっ、どこにも行かないでっ…!!』(´;ㅿ;｀)

ｼﾞｭﾝ「え、わっ…」

ｽﾝﾁｮﾙ「A危ない」

Aがジュナの服を引っ張ったっぽい

ﾃﾃ「え、どしたの?A泣いてるの?」

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「うん、でもなんで泣いてんのか分かんなくて、テヒョナ何か知らないかなと思って…」

ﾃﾃ「うーん…」

『兄ちゃん、嫌いにならないでっ…やだぁっ…!!』(´;ㅿ;｀)

ﾃﾃ「…ハニ、A泣く前何してた?」

Aの泣き叫ぶ声を聞いたテヒョナが質問してきた

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「待って…ウォヌや、A泣く前何してた?」

ｳｫﾇ「寝てましたよ」

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「サンキュ」

ｳｫﾇ「はーい」

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「あ、もしもし?寝てたって」

ﾃﾃ「あ〜やっぱり」

は?やっぱりってなに?

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