僕は日本人 2

56 ナムジュン ページ7

ユンギヒョンから電話がありメンバーを置いて俺一人で外に出た

暗闇の中辺りを見渡すと塀の方に2つの影が見えた

『んんぅ…ごめんっなさい…』(´;ㅿ;｀)

ﾕﾝｷﾞ「大丈夫大丈夫」

ﾅﾑ「ヒョン…え、泣いてる?」

ﾕﾝｷﾞ「あぁ多分どうしたらいいか分かんなくなったんだろ、ナムお前日本語分かるだろ?俺分かんねぇから聞いてやってくれ」

ﾅﾑ「はい」

とりあえず裸足のAを抱えて家の中に入りAの足を拭く

『っ…ごめんなさいっ…ひくっ…』(´;ㅿ;｀)

その間もずっとAは泣いてる

なんで謝るんだろ

これから話を聞くけどすごく気になる

ｼﾞﾝ「どしたの?…泣いてる?」

Aの声が聞こえたのかジニヒョンが様子を見に来た

ﾕﾝｷﾞ「俺とナムでAの話聞くからグガとテヒョナあたり頼む」

ｼﾞﾝ「うん…分かった」

こういう時、長男組は頼りになる

足を拭き終わるとまたAを抱え俺とテヒョナの部屋に入った

『んんー…ごめんなさい、うぅ…』(´;ㅿ;｀)

あぁ困った、今までで一番泣いてるんじゃないかってくらいずっと泣いてる

『っ、あぁ…』(´;ㅿ;｀)

ﾕﾝｷﾞ「ほれ」

ユンギヒョンがライアンのぬいぐるみを渡した

『んぅ…』(っ´ ;ㅿ;`)(･(ｴ)･ )ｷﾞｭｩ

あ、受け取った…可愛い…

確かAはライアンをテヒョナの分身だと思ってる

テヒョナ大好きだもんな、羨ましい…

『ごめんなさい…っ…』(´;ㅿ;｀)

ﾅﾑ『A、何で泣いてるの?』

((´;ㅿ;` ≡ ´;ㅿ;`))ﾌﾘﾌﾘ

ﾅﾑ『じゃぁ、何で謝ってるの?怒らないから、言ってごらん?』

『分から、ない…』(´;ㅿ;｀)

ﾅﾑ『何が?』

『ヒョン達…っ…』(´;ㅿ;｀)

ん?どういうこと?

ﾕﾝｷﾞ「なんて?」

ﾅﾑ「ヒョン達が分からないって」

ﾕﾝｷﾞ「A『携帯:俺らの何が分からない?』」

「携帯:気持ち」

震える手で携帯を打ち答えるA

ﾕﾝｷﾞ「あぁ…」

ﾅﾑ「どういうことですか?」

ﾕﾝｷﾞ「俺がAの気持ちを優先するけど、なんでグガ達があの表情をしたのか、あいつらの気持ちも考えてみてくれって言った」

ﾅﾑ「あぁ、でも外に出たのはなんでだろ…」

ﾕﾝｷﾞ「それは分かんねぇ」

ﾅﾑ『A?なんで外に出たの?』

『…家が、焼けた…真っ暗…っ…』(´;ㅿ;｀)

家が焼けた?火事…?

ﾅﾑ『火事を思い出したの?』

『っ…僕、ひとり…誰もっいない…』(´;ㅿ;｀)

あぁ…怖かったんだ…

思わずAを抱きしめた

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