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ｱｷﾄ『っ…』
『アキト?』
そう呼ぶと僕を抱きしめる力が強くなった
『泣いてんの?』
ｱｷﾄ『うるさいっ…』
『泣かないでよ、僕も泣きそうになるじゃん』
ｱｷﾄ『昨日泣いたくせに』
『wwアキト』
ｱｷﾄ『なに』
「クェンチャナ」
ｱｷﾄ『…うん』
『次僕が帰ってくるまで母さん達のお墓お願い』
ｱｷﾄ『うん、任せて』
『…いつまで抱きついてんの?僕苦しい』
ｱｷﾄ『ごめんww』
謝りながら離れるアキトの目からは涙が流れていた
『元気でね、また会おう』
アキトの涙を拭きながら僕はそう言った
ｱｷﾄ『見た目じゃなくて中身もイケメンなわけ』
『僕はイケメンじゃないよ』
ｱｷﾄ『自覚なしか…最後に写真撮ろうよ』
『えー』
ｱｷﾄ『ねぇいいでしょ?撮るから』
『強制…』
ｱｷﾄ『はい、撮りま〜す』
アキトは携帯片手に僕の肩に腕を回し写真を撮った
僕もしばらくお別れだからってのもあるけど少し微笑んで写った
ｱｷﾄ『最高…後で送るわ』
『うん』
ｱｷﾄ『…じゃぁほら、行きな』
『…うん』
ｱｷﾄ『またな!』
僕の背中を押し手を振りながら叫ぶアキトに僕は手を振り返して飛行機に乗り込んだ
座席に座って携帯を見るとさっき撮った写真が送られてきてた
シンプルに ありがとう とだけ送って電源を落とした
向こうに着くのは約1時間後、結構すぐに着く
ボーッと外を眺めてたら20分しか経ってないんじゃないかってぐらいあっという間に着いた
ゲートを潜りロビーに来たけどどうすればいいんだ
見渡せばハングルだらけ、右も左も分からない
とりあえず空港内を歩き回って日本のお金を韓国のお金に変えた
それから出入口にいれば見つけてくれるだろうとそっちに向かいキャリーケースの上に座って待った
アキトに 着いた と連絡すれば秒で既読がつく
暇なんだろうな
数分後、向こうからお婆さんが歩いてきたけど僕はアキトとLINEをしてて気づかなかった
ﾄﾝﾄﾝ
『?』
祖母「貴方がAくん?」
『え?』
なになに分からない、韓国語分からないよ
あぁ翻訳翻訳
僕は携帯で なんですか? って打ってお婆さんに見せた
するとお婆さんは携帯貸してっていう感じで手を伸ばしてきた
携帯を渡すとお婆さんは 貴方がAくん? って打って僕に見せてきた
( ﾟｰﾟ)( ｡_｡)ｳﾝ
僕が頷くと嬉しそうな顔でハグをしてきた
急にハグをしてきたからビックリしてしまった
それから お家に帰ろう と見せられた僕はお婆さんと空港を出た
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ばななうゆ(プロフ) - 福岡あああああああああああああああ！！！！！あ、ごめんなさい。テンションがおかしいんです笑笑私の故郷おおおおおおお。あ、今日読み始めました笑笑 (2018年12月31日 19時) (
レス) id: 2ed6388fe7 (このIDを非表示/違反報告)
さー(プロフ) - おさとうさん» ありがとうございます!!続きもありますので良かったらお楽しみください〜 (2018年11月13日 21時) (レス) id: 8dc79320d4 (このIDを非表示/違反報告)
おさとう - 作品すごく面白いです！ (2018年11月13日 11時) (レス) id: ad7a323a6f (このIDを非表示/違反報告)
kuranchenman(プロフ) - さーさん» ありがとうございます！がんばります(^-^ゞ (2018年10月15日 22時) (レス) id: 69daf05d48 (このIDを非表示/違反報告)
さー(プロフ) - kuranchenmanさん» ありがとうございますwwkuranchenmanの更新も楽しみにしてますね!! (2018年10月15日 0時) (レス) id: 8dc79320d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さー
| 作成日時：2018年10月5日 3時
