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『僕は95line、Aは?』お兄さんに携帯でそう聞かれた
僕の名前知ってるんだ、お婆さんが教えたのかな
「2000年生まれです」と携帯を見せればお兄さんは驚いた顔をした
テテ「2000?!グガより下?!僕と5つも離れてる、わっっかっ!!」
( ˙-˙)?
テテ「可愛いな〜」
『どうして韓国に来たの?』続いてそう聞いてきたお兄さん
どうして…?
なんて言ったらいいのかな
家族がいなくなったから?
日本での僕の居場所がなくなったから?
言いたくないな…
(( '-' ≡ '-' ))フリフリ
首を振る僕を見てお兄さんは首を傾げた
『言いたくない?』携帯片手に僕の様子を見ながら聞いてきた
( ゚ー゚)( 。_。)ウン
頷いた僕は悲しくなって下を向いた
あぁなんか困らせちゃったかな…
そう思ってたら俯く僕の肩に腕を回してきて、そのまま頭を自分の方に寄せると優しくポンポンしてきた
テテ「大丈夫」
『…』
お兄さんの低くあたたかい優しい声に泣きそうになったけど拳を作って我慢した
ここで泣いたらもっと困らせちゃう
テテ「A?大丈夫?ん?」
頭をお兄さんの方に寄せた体制のまま僕の顔を覗き込んでそう言うお兄さんは『そろそろ帰ろう』と僕に見せてきた
( ゚ー゚)( 。_。)ウン
僕が頷くと優しく手を握って歩き出した
帰ろうと聞かれ頷いたけど折角兄ちゃん達に近づいたのにまた遠くなるのが嫌で僕は立ったまま動かなかった
テテ「ん?どうしたの?」
動こうとしない僕の前にお兄さんがしゃがんできた
テテ『携帯:帰ろう?』
((´._.` ≡ ´._.`))フリフリ
テテ『携帯:どうして?』
((´._.` ≡ ´._.`))フリフリ
テテ「ん〜…」『携帯:帰りたくない?』
((´._.` ≡ ´._.`))フリフリ
帰りたくないわけじゃないんだよ
テテ『携帯:ここから離れたくない?』
(´・_・`)(´._.`)ウン
テテ『携帯:帰らないとお婆ちゃん達心配しちゃう、またお兄ちゃんと来よう?』
『…』
テテ『携帯:空は逃げないよ?』
(´・_・`)(´._.`)ウン
テテ「ンフフ うん、いい子」
僕を抱きしめながら話すお兄さんの手は凄く大きかった
家に帰り着くとお婆さんが料理をテーブルに運んでるところだった
祖母「あらおかえり」
テテ「ただいま〜」
┏〇ペコリ
お婆さんが手を洗っておいでと言ったのかお兄さんに洗面所に連れてこられた
その後お爺さんも来て4人一緒にご飯を食べた
テテ「やっぱりお婆ちゃんのご飯は美味しいね!!」
『…』
1つ発見、お兄さんの口は四角くて一口がとてもデカい
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ばななうゆ(プロフ) - 福岡あああああああああああああああ!!!!!あ、ごめんなさい。テンションがおかしいんです笑笑私の故郷おおおおおおお。あ、今日読み始めました笑笑 (2018年12月31日 19時) (レス) id: 2ed6388fe7 (このIDを非表示/違反報告)
さー(プロフ) - おさとうさん» ありがとうございます!!続きもありますので良かったらお楽しみください〜 (2018年11月13日 21時) (レス) id: 8dc79320d4 (このIDを非表示/違反報告)
おさとう - 作品すごく面白いです! (2018年11月13日 11時) (レス) id: ad7a323a6f (このIDを非表示/違反報告)
kuranchenman(プロフ) - さーさん» ありがとうございます!がんばります(^-^ゞ (2018年10月15日 22時) (レス) id: 69daf05d48 (このIDを非表示/違反報告)
さー(プロフ) - kuranchenmanさん» ありがとうございますwwkuranchenmanの更新も楽しみにしてますね!! (2018年10月15日 0時) (レス) id: 8dc79320d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さー | 作成日時:2018年10月5日 3時