21.JN side ページ21
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さっきからスニョンは練習中もぼんやりして、心ここに在らずだ。サークルのメンバーも、みんなどうしたんだ？って顔をして戸惑っている。いつもならゲキを飛ばしているところなのに。
JN「少し早いけど終わりにしよう。また明後日ねー」
強制終了して、みんなを帰す。
JN「どうしたの？」
まだぼんやりしているスニョンに話しかける。
HS「なぁ、俺って嫌なやつ？」
JN「ときどきね。」
HS「俺、いい人間になる。そしたら考え直してくれるかもしれない。」
JN「誰が？何を？」
HS「Aちゃん。俺のこと好きじゃないって。」
JN「だろうね。」
HS「また好きになってくれると思う？」
JN「…また？あーーーー、まぁ嫌いじゃなく普通、くらいにはなるんじゃない？」
HS「頑張る。」
JN「好きなの？」
スニョンが、うん、と頷いた。まるでそんなの当たり前じゃん、みたいな顔だ。
そして目を丸くして唇をとんがらせたと思ったら、
HS「ジュンが言ったんじゃん、あの子俺のこと好きって。」
といった。
JN「あーー…スニョンの振り付けが好きってやつのこと？」
HS「うん。つまり俺が好きってことでしょ？」
違う。
HS「今までも目が合ったらパッて慌てて逸らしたり、声かけたら慌てて行っちゃったりさ。思い返してみれば全部好きな人に対する反応じゃん。絶対俺のこと好きだったはずなんだよ。だからまた好きになってもらえるように、俺もっと頑張る。」
全部違うけど。
あー、思いこみから気になっちゃったんだ。
悪いことしたなぁ…Aちゃんに。
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bonpom(プロフ) - ss17さん» 彼の暴走、突っ込んで頂けて嬉しいです！笑 最後まで楽しんで頂けるように頑張ります！ (1月16日 0時) (
レス) id: 31a637afc2 (このIDを非表示/違反報告)
ss17(プロフ) - 違う！！そうじゃない！！！と叫びました笑笑 (1月14日 13時) (レス) @page19 id: 201cd60e21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bonpom
| 作成日時：2024年1月11日 23時
