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16. ページ16

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あれから一週間。
食堂の前の休憩スペースでソクミンくんを待っていると、騒がしい集団がぞろぞろやってきた。

聞き覚えのある声がして、思わず見つからないように下を向いた。


「あれ一年の子じゃない?」
「スニョンが辞めさせた子でしょ?」
「辞めさせちゃったの?」
「ついていけてなかったもんね。」

という声が聞きたくなくても聞こえてきて、悔しくて泣きそうになる。

早くみんな食堂入って。

早く来てソクミンくん。













「元気?」














見上げるとクォン先輩が立っていた。



後ろでサークルの人たちが遠巻きにこちらをみている。
なかにはクスクス笑っている人もいる。




DK「Aちゃーーんお待た、…先輩おつかれさまです!」

勢いよく立ってソクミンくんの腕を引っ張り、食堂とは反対側に行く。


DK「ど、どうしたの?食べないの?水曜日のメニュー楽しみにしてたじゃん」

『売店で買って食べる!!』

DK「スニョン先輩と話してたの?」

『意味わかんないの、元気?って。」

DK「辞めた子心配してただけじゃなくて?」

あ、そうだ。ソクミンくんたちには自分から辞めたって言ったんだ。

『そうなんだけど…もう近づきたくない。』

DK「あんなに憧れてたのに。」


あんなに憧れてたのに。
自分のせいで憧れが変わってしまったのが悲しいんだ。


DK「いまでも先輩の振りで踊ってるのに。」

『もう、好きじゃない。』


私はまた自分に嘘を重ねた。


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bonpom(プロフ) - ss17さん» 彼の暴走、突っ込んで頂けて嬉しいです!笑 最後まで楽しんで頂けるように頑張ります! (1月16日 0時) (レス) id: 31a637afc2 (このIDを非表示/違反報告)
ss17(プロフ) - 違う!!そうじゃない!!!と叫びました笑笑 (1月14日 13時) (レス) @page19 id: 201cd60e21 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:bonpom | 作成日時:2024年1月11日 23時

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