紅一点からみたジュン ページ23
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ジュンの寝顔は可愛い。
そっきまでお喋りしていたジュンだけど頭を撫でると心地がよかったのか、5分ぐらいしたら寝てしまった。
みんなご存知かもしれないけどジュンは目を開けて寝ることが多い。特に疲れが溜まってるときはガン開き。
可愛いんだけど疲れてるんだろうなって思うと、少しでも休まってくれればいいなとも思う。
うちのメンバーはみんな努力家だ。そのなかでもジュンは完璧を追い求める姿勢が人一倍すごい。けどその反面ひとりで抱えちゃうことも多い。
本人は自分の疲れに気づいてないみたいだけど、現に頭いいこいいこしたら目が冴えてるって言いつつ寝ちゃったしね。
JN「ん〜〜、ヌナぁ〜〜」
あらま、なんて可愛い(おばさん)
ジュンは本当に可愛くて、ポケーっとしてるかと思いきやなんか不思議な行動してたり、時にはすっごいお喋りだったりで見てて飽きない。
それに加えてめちゃくちゃ優しいの...泣ける...
練習生時代、既に私がみんなと同じ宿舎に住んでた頃、朝ごはん担当の日に限って女の子の日になって体調崩してたとき...
JN「Aヌナ〜！朝ごはん担当だよね？起きてる〜？」
たまたま早く起きたジュンに起こされた。
「ジュナ〜起こしてくれてありがとう...これから準備するね」
JN「待ってて！」
ガッシャーン、ドタバタ聞こえるけど大丈夫かしら...
JN「はいヌナ！湯たんぽとゼリーと飲み物と薬」
「え、ジュン〜〜〜」
なにも言ってないのに全部察してくれてジュンに泣けてきた...
JN「えーーー！泣かないでヌナ！！朝ごはんも僕が準備するからね？よしよし。痛いの痛いの飛んでけー！！朝ごはんは僕が準備するから安静にしてるんだよ？寝てね？」
「ありがとう...私ジュンたちがいて幸せ」
JN「僕たちもAヌナがいて幸せだよ」
そう言ってジュンは私の代わりに朝ごはんを作ってくれた。
デビューしてからも落ち込んでるときがあると
JN「Aヌナ〜！じゃーん！」
スングァンの変顔見せられたり
JN「これヌナの好きなジュースだよ〜！」
好きなものを買ってくれたりといろいろな方法で元気付けてくれる優しい弟だ。
そんな弟が慕ってくれてるからこそ私も自慢のヌナになれるように努力は惜しまない。
JN「あれ...ヌナ寝てないの？もう着く？」
「まだつかないから寝な？私もこれから寝るよ」
JN「ん...」
ジュンが寝るところを確認したし、とりあえず1回写真撮って私も寝ますか...
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作者名：にーの | 作成日時：2022年9月7日 20時
