彼氏はお犬さん。 (ページ3)

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３話 MGside ページ3

*

今日もAが行ってしまった。
特に今日俺は仕事が休みだから
いつもより更に寂しさは倍増。

｢はぁぁ…掃除でもするか｣

割と掃除洗濯料理などの家事は
好きだから苦ではないし、
Aのためならなんだってやる
精神だから暇さえあれば家事をする。

｢よし、まずお風呂から｣

難無く掃除をこなし
寝室もリビングも掃除を終えた。

只今午後2時

ひとまず休憩ってことでソファにごろり。
テレビを付けるが時間帯的に何も
面白そうなものは無い。仕事でもするか。
そう思ったが気が乗らない。掃除をした
だけでこんなにも体がだるいのは初めてだ…

Aにメッセージを送ってみようか。
いや、授業中だろうし迷惑かな。
そんな葛藤と戦っているといつしか
深い眠りに付いていたみたいだ。

.

時刻は午後5時

ガチャ

玄関の扉の音がした。
パッと目を開けてみれば
大分体が軽くなったみたいだ。
良かった良かった。

『ただいま～』

おっと、Aのお出迎えしなくちゃ。

.

ん？

なんか…変だぞ？

Aとミンギュの奇妙な生活の始まりだった

*