痩せて見返してやる！！！ (ページ29)

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｢なぜ4枚…｣

VN ｢あと2人誰か連れてくる。誰がいい？｣

バーノンはそう言いながらタオルを1枚渡してきた。どうやらもう3枚はバーノンとメンバーの誰かのぶんらしい。てか誰がいい？って…

｢誰でもいいです｣

そう言うとバーノンは了解と言ってリビングに戻って行った。誰連れてくるんだろう。私は本当に誰でもいい。

それよりもお腹がすいた。誰も見てないよね…？サラダを一口分箸でとるとパクッと口に入れる。

意外に美味しい。もう一口食べようと思ったらバーノンが戻ってきた。

VN ｢サラダ食べてたの？てか食べていいよ僕達で拭くから｣

｢いや！いいです私も拭きます！｣

VN ｢そう？｣

私が頷くとバーノンはふふっと笑ってお皿を拭き出した。誰を連れてきたんだろう、と入口を見ているとスニョン君とドギョムが入ってきた。

HS ｢拭きまーす！｣

DK ｢Aちゃんお皿洗いありがとー！｣

2人はそう言ってバーノンからそれぞれタオルを受け取る。3人ともニコニコしながら拭いてくれていて罪悪感は吹っ飛んでいった。

逆に私もつられて笑顔になってしまうから不思議だ。一緒になって4人でお皿を拭き続ける。

HS ｢昨日ライブ来てくれてたでしょー？｣

｢えっ！はい！｣

いやあでも本当に痩せる気だねー痩せたAちゃん見てみたいなーこれで終わりにしたくないなーもっと仲良くなりたいなーあははーあははーなんて雑談しながらお皿を拭いているとスニョン君がいきなりそんな事を聞いてきた。

さっきまでニコニコニコニコしていたバーノンとドギョムも目を見開いて｢そうなの！？｣なんて言っている。

DK ｢どこの席だったの！？｣

HS ｢一番前｣

VN ｢誰ペンなの？｣

HS ｢多分ジスヒョン｣

…なんでスニョン君が答えてるんだろう。なんか恥ずかしい。

気付くと拭かなければいけないお皿はもうなくなっていた。

｢終わりました！皆さんありがとうございました…さ、ご飯食べましょう！｣

DK ｢こちらこそありがとうね！｣

VN ｢戻ろう！食べよう！｣

濡れたタオルを畳んで重ねる。重ねた4枚のタオルとサラダを持ってリビングに戻ろうとするとスニョン君が持ってくれた。

バーノンとドギョムはいつの間にかリビングに戻っていて私はスニョン君とふたりきりになった。

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