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ソクミンside
綺麗な青いマイクを持ったAは自分で作ったソナギという歌を歌った。
もちろんこんな曲を作っていたなんてはじめて知った。
切なそうな顔で歌うAと目線が交わった時、ふいに大きな涙が零れた。
Aはどんな気持ちで歌っているのだろう。
ｰｰｰもうそろそろすべてやむのかな
この雨も私の涙も
雨に濡れて寒さに震えたくはないんです
たまたまかもしれないけど、事故にあった日も雨だった。
あれから何度もAが泣いているのを見た。
ｰｰｰ本当にいつかはものすごく冷たかった雨水が
あたたかい涙になってこぼれ落ちるでしょう
大丈夫です
すぐに過ぎ去ってしまう夕立だから
何度も涙したAだけれどこうして勇気を振り絞ってショーケースの舞台に立った。
他の３人のメンバーは夢を掴めるかもしれないけど、自分は踊れなかったハンデが大きい。それはA自身がよくわかっていることだ。
そばにいた人たちがみんなアイドルになるって言ってそばを離れて行って、
Aだったらきっとそれを笑顔で送り出してくれる。
でも、心細い気持ちになっているに違いない。自分だったらそうなる。
だってずっと一緒にいたんだから。
一緒に練習してきたんだから。
Aの立場にたってソナギを聴いたら涙が止まらなくて自分でも驚いた。
歌い終わって客席が明るくなれば
少し驚いたように客席を見渡して、僕たちの方に視線をやる。
あぁ、今すっごいぐしゃぐしゃの顔してる
けどきっとAなら笑って慰めてくれる気がするんだ。
CH「ソクミニヒョン、泣きすぎ･･･笑」
SM「チャニだって･･･」
CH「あれはヌナがずるい。笑」
お互いに抱き合って慰めあった。
今日初めてAを見たメンバーたちもみんな心を打たれたような
そんな顔をしていた。
WZ「俺ちょっと外でてくる、すぐ戻るから。Aのこと捕まえといて。」
目を赤くしたジフニヒョンがそう言って講堂からでていった。
WN「俺もついていってくるね。」
それを心配したのかウォヌヒョンが一緒についていった。
MG「歌姫のこと迎えに行きますか。」
MH「そうだね。」
CH「じゃあ、ヒョン達とここで待ってるね。」
SM「うん、お願い。」
僕とミンギュとハオの３人で楽屋口から中に入り
Aのいる楽屋へと向かった。
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uYu(プロフ) - umaさん» uma様 暖かいコメントをありがとうございます(T＿T)頑張れそうです！ぜひまた読みにいらしてください♪ (2020年4月22日 16時) (
レス) id: 2f36dc7473 (このIDを非表示/違反報告)
uma - めちゃめちゃこれ好きです！完結するまで読み続けます！！更新頑張ってください！楽しみにしています(*^^*) (2020年4月21日 19時) (レス) id: 4f7a5723f3 (このIDを非表示/違反報告)
uYu(プロフ) - ayaa_txt_bmg23さん» コメントありがとうございます!おおお!伝わっている方がいて嬉しいです^^詳しくはないんですけど、プロミちゃんの曲が好きでよく聞いているんです♪!!ぜひまたいらしてください!お待ちしております^^ (2020年4月14日 22時) (レス) id: d4f982c911 (このIDを非表示/違反報告)
ayaa_txt_bmg23(プロフ) - もしかしてですけどプロミ好きですか？？97s出てきてすごい嬉しかったです！！これからも更新頑張って下さい！応援してます！ (2020年4月14日 18時) (レス) id: 67634396dc (このIDを非表示/違反報告)
uYu(プロフ) - みぃ。さん» みぃ。様 コメントありがとうございます！そんなふうに言っていただけて光栄です…(´･･`)更新頑張ります！ぜひまた読みにいらしてください！！ (2020年4月13日 10時) (レス) id: 2f36dc7473 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：uYu | 作成日時：2020年4月9日 0時
