僕のお嫁さん［完］ (ページ13)

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番外編 #2 ページ13

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そこからどんどんいじめは酷くなっていった。

ただ好きな人と付き合っただけなのにって思った。

周りから見たら普通なことじゃん。

自分が愛して、自分を愛してくれる人と付き合うことくらい。

なんで他の人に邪魔されなきゃいけないの。

怒りというより辛かった。

"あんたはハオくんに相応しくない"

そう言われてる気がして。

何もかも手につかなかった。

勉強も

ご飯も。

スアはそんな私をずっと心配してくれていた。

私は自分の気持ちを伝えるのが苦手だったから。

今でこそ、自分の気持ちを伝えるようになったけど昔なんてもっと酷かった。

そんな自分が戻ってきている気がする。

もう、誰も信じられない。

スアやミンギュ、ハオくんは信じなきゃいけないのに。

信じてくれてるから、信じてあげなきゃ。

そう思う度に心が苦しかった。

助けてって、私をここから救ってって

何度も助けを求めたかった。

でも、迷惑がかかるなら私一人の方がいいと思って何も出来なかった。

私を心配してくれるスアにも

愛してくれてるハオくんにも。

誰にも、なにもかも。