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次の日の朝、わたしの隣ですやすやと眠るジュニを起こさないように
わたしはマネージャーが待つ宿舎の下へ向かった
VN「ヌナ」
わたしが玄関でパンプスを履くと
背後からボノニの声がした
「ボノナ、、早いね？」
VN「でかけるの？」
「うん、個人の仕事で2週間アメリカに」
VN「そっか、」
ヌナがいないって寂しいね、なんてボノニが言うと
「たった2週間だよ」
VN「僕も着いていっていい？」
「え？」
VN「空港まで、」
「いいけど、ボノニのスケジュールは大丈夫なの？」
VN「うん、今日はウジヒョンとラップ詞合わせるだけだから」
「そっか」
VN「これ、運ぶよ」
そう言いながらわたしのトランクケースを持ち出すボノニ
下に停めたマネージャーの車にトランクケースを乗せたあと
ボノ二は先に車に乗り込んだわたしの隣に座った
MN「出発します」
「うん、お願いします」
空港までの道のり1時間をボノ二と過ごすから退屈は免れた
VN「ところでヌナ、どんな仕事でアメリカに？」
「MV撮影だよ」
VN「誰の？ヌナの？」
「ラッパーのトムって知ってる？」
VN「もちろん！いますごい有名だよね？
まさか、トムと共演するの？」
「うん」
わたしの左手をボノ二は目をキラキラさせながら
握手するように掴んでくる
VN「わー、すごいよ、ヌナ」
「まだ撮影してないから、」
VN「トムから依頼がきたってことでしょ？」
MN「Aのファンなんだってさ」
VN「わーお、ますます凄いや」
ぶんぶんとにこやかにわたしの手を振り回すように上下するボノ二
「こんなに喜ぶなら、ボノニと一緒に行きたかった」
VN「そういって、ひとりが寂しいだけでしょ」
「ばれたか」
ヌナがそういう甘いこと言うときは、裏があるよねって
本質を見抜かれた気がしてわたしは窓に目をやった
VN「スングァニは仕事のこと知ってるの？」
「うん、2週間いないってことだけ」
VN「トムと共演することは言ってないの？」
「うん、スンチョルとシュアとジュニしか、あ、あとボノ二だけ」
VN「あー」
そう言ったボノニがわたしの手を少し雑に離す
「だめだった？」
VN「昨日すごい拗ねてたんだ、」
「スングァニが？わたしの前では普通だったのに」
VN「理由はきかなかったけど、こういうことだったんだね」
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いっちー - パスワード教えてください！！！ (2020年8月1日 7時) (
レス) id: 2a839912d1 (このIDを非表示/違反報告)
彩華(プロフ) - パスワードってどうやってわかるんでるすか？ (2020年7月6日 0時) (レス) id: 6ac62839ad (このIDを非表示/違反報告)
彩華(プロフ) - パスワードってなんですか？ (2020年7月6日 0時) (レス) id: 6ac62839ad (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 更新待ってます！ (2020年6月28日 8時) (レス) id: edee17033c (このIDを非表示/違反報告)
hinari(プロフ) - シエルさん» 感想ありがとうございます！スングァンくんはきっとヌナにこう甘えてるんだろうな〜って思いながらかいてみているので、気に入っていただけたならうれしいです^^ お心遣いありがとうございます！シエルさんのお言葉で更新がんばれそうです (2020年6月22日 11時) (レス) id: 9692caecf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hinari | 作成日時：2020年6月6日 21時
