2話 ページ3
ひと通りアンドロイドの取り扱いについて説明され そろそろ帰るのか と思った頃
「あの今更ですけど お客様がご注文したのはSVT17系統のウォヌでよろしいですか？」
ん？よろしくない。俺が注文したのたって最新型のミンギュってやつじゃなかったっけ？
『あの、俺が注文してたのって家事が得意な最新型のミンギュとかってやつじゃなかったですっけ？』
「え？」
『え？』
配達のお兄さんと俺がしばらく見つめ合う まったく男2人で何やってるのかこの異様な空気を破ったのは配達のお兄さんだった
「あ、俺ちょっと本社に確認してみます！！」
そう言ってお兄さんはそそくさと電話をかけた 俺はその姿をただ見守ることしかできなかった
「あー、すみません…やはりこちらのミスでお客様がご注文していたのはミンギュ型でした… 大変申し訳ございません… 今すぐ持ち帰り交換してきたいところなのですが…」
なんだその微妙な間は… え、なになに なんか嫌な予感がするんですが…
「あの…実はミンギュ型は最新型でして、ただ今在庫が無い状況でして…」
あぁ そんなことだろうと思いました 俺嫌な予感だけは当たるんです 昔から
『そうなんですね… 俺的には家事を手伝って貰えればいいので このウォヌ？型って家事の手伝いとかってできますか？』
と俺が尋ねるとお兄さんは不思議な顔をしながら返答した
「ええ 出来ますよ アンドロイドなので。 しかしミンギュ型に比べると性能は落ちますが… でも、このウォヌ型も昨年のモデルですし旧型なんて言われてますが弊社が真心込めて作った製品です！ どこに出しても恥ずかしくはありません！！！」
『じゃ、じゃあ 俺ミンギュ型じゃなくてウォヌ型で大丈夫です…』
お兄さんの気迫に若干押されながら俺は答えた。 お兄さんが でも… と申し訳なさそうな顔をしているが別にお兄さんのせいではない 俺は別に最新型じゃなくても 面倒な時に家事を変わって欲しかっただけなのだ 別に旧型だろうと構わない
「そうですか…ではアンドロイドに主人として登録してくだい！」
『え、あのでもどうやってやるんですか…？』
俺がそう尋ねるとお兄さんは包装された箱からアンドロイドを取り出し説明を始めた
「ここの赤いボタンを押しながら自分の名前を喋ってください！」
俺は促されるまま名前を喋った
『A…』
WN「名前登録完了しました」
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うめこみ(プロフ) - ヒデさん» 大変申し訳ありません。しっかりと目を通しておくべきでした。 (2019年2月13日 11時) (
レス) id: 584366a7c8 (このIDを非表示/違反報告)
ヒデ - オリジナルフラグ、ちゃんと外して下さい。違反です。ルールをちゃんと理解の上作品を作って下さい。 (2019年2月13日 5時) (レス) id: f4ac4daed2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うめこみ | 作成日時：2019年2月13日 1時
