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数年前から、ずっと悩んでいた。

デビューしてから、いや、練習生になった時から。

俺はスカウトで事務所に入った。

当時は演技のレッスンさえしていたものの、歌もダンスも自信なんてこれっぽっちもなかった。

でも、合格だった。

要は顔採用だ。

そんな中で練習生になってみると、周りは才能に溢れた奴らばかりでさ。

そもそも入った時期が遅かったのもあって、年下の方が評価も、実力も上だったし。

ドギョムとスングァンは歌が上手い。

パフォチは踊りが別格で、ウジは曲が作れた。

俺にはラップだってできない。

同時期に入ってきた同い年のジスは英語ができる。

そんな環境で、自信を持ったことなんて一度もなかった。

顔に自信がないわけじゃなかったけど、それだけ。

야〜,一回黙って。俺も自分が普通よりだいぶかっこいいことくらい今は分かってる。

それに、練習生の中には俺くらいの顔なんていくらでもいた。

デビューして、ちょっとは俺も自信が持てると思ってた。

だけど、seventeenが売れれば売れるほど、自分がチームに貢献できているのか不安で、場違いなんじゃないかって思ってしまって。

俺は面白くないし、背も高くないし、楽曲提供をすることも、されることも、OSTを歌うこともほとんどなくてさ。

結局、顔だけなんだって思った。

まあ、要するに自信がなかったんだ。

そのせいでチームを離れようと思ったことさえあったよ。

ちがう、そんなことしないって。ちょっと静かに聞いてて。

でも、俺にはseventeenがなくなったら何もなくなってしまうから、じゃあ今度は自信を持つために何が出来るんだろう、チームのために出来ることってなんだろうって、最近考えるようになったんだ。

その悩みをジフニに話したら、ヒョンも作曲する?って。

あの子らしいよね、ほんと。

で、それを考えてたところにジウニの曲を聴いて、衝撃を受けた。

俺も、こんな曲を歌いたい、作りたい、caratに聴かせてあげたい。

そう思ったから、ジフニに連絡とってくれって言ったんだよね。

あの時はウジが拗ねちゃって、理由もわからず愛嬌振りまいたけどねㅋㅋ

まあ、そんなことはどうでもいいか。

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!?(プロフ) - え、なんでこんな残酷なんだ……えぇ…ぇぇぇ… (2023年1月30日 21時) (レス) @page16 id: f95a2e532b (このIDを非表示/違反報告)
千笑 - まるさん» 外し忘れてましたね。申し訳ないです (2023年1月9日 17時) (レス) id: 6154d9208d (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - オリ‘フラ立ってますよ!外して下さい! (2023年1月9日 16時) (レス) id: d16c4af477 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千笑 | 作成日時:2023年1月9日 14時

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