9 DINO side ページ9
ん、
あれ、
目を覚ますといつの間にか
ヌナの膝の上に寝かされていて
膝枕状態だった
ヌナは？と思って
上の方を見ると
ヌナはソファの角に腕を枕にして頭を置き
すやすやと眠っていた
ずっとこのままでいたいなー
なんて思ったけれど
ゆっくりと頭を起こし
静かにヌナの寝顔を写真に収めた
もちろんヒョン達に送るため
できた弟でしょ？
時々こう思うようになった
目の前にいる彼女がもし僕のことを
好きでいてくれたら
どんなに幸せなことなんだろうって
綺麗で美人で優しくて笑顔が可愛くて
天使みたいな彼女が好きになる人は
どんな人なんだろうって
誰にも渡したくない
僕たちだけのヌナ
ヒョン達も、もしかしたら同じことを
考えているのかもって
たまに感じるんだ
愛おしいって言葉がぴったり当てはまる
白くて細い彼女の手を握ると
優しく握り返してくれる、、
ディノ「ヌナ起きてるの？」
「へへ、バレたか。」
ディノ「いつから起きてた？」
「チャニが隠し撮りしてるとこらへんからかなー」
そう言ってヌナは悪戯っぽい笑顔で僕に微笑んだ
ディノ「後でヒョン達に送らないといけないから」
「またまたー、
本当はチャニが撮りたかったんじゃないの？」
本心は自分が撮りたかったのもあるけど
ヒョン達に送るのも間違ってはないから
ディノ「まあ、間違いじゃないけど
勝手に撮ったこと怒るかと思ったのに。
僕ヌナが怒ったとこ見たことない。」
「チャニは私が怒ったとこが見たいの？」
ディノ「見たいというか、
単純に怒ったの見たことないなと思って…」
「そうだねー。
まあみんなとっても良い子だし、
怒る必要なんかないからね 」
そう言ってヌナは僕の頭をなでなでしながら
優しく微笑んだ
「特にチャニは本当に良い子だよ。
マンネって大変でしょ。
毎日お兄さん達を見て行動して
時には一緒にふざけたり
時には一歩後ろに引いて
お兄さん達がふざてるのを見守ったり
嫌な顔せず言われたことをやり遂げたり。
あ、でも嫌な顔してる時あるね。笑
忙しいスケジュールの中でも
振り付け考えて一生懸命練習して
本当にうちのマンネはすごいなあって思う。
特にチャニは同い年がいないじゃない？
それが寂しく感じる時が昔はあったって聞いたけど
今は12人のお兄さんがいて
それにここにはお姉さんもいるじゃない？
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ムンバイ(プロフ) - ワァオ… (2019年2月5日 22時) (
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作者名：ぱらん | 作成日時：2019年1月9日 2時
