8 ページ8
あれから
目まぐるしく忙しい日々を過ごしながらも
マネージャーの仕事も慣れてきた頃
やっとスケジュールが落ち着いてきた
久しぶりのオフの日
オフの日はまあ必ずと言っていいほど
メンバーの誰かしらが私の家に入り浸ってる
元彼に家を知られたことを
ヒョンスンオッパにバレてしまい
それなら、と
メンバー達が住んでいる宿舎の2階下に引っ越した
ヒョンスンオッパ曰く
たまたま空いていたらしい
まあ私がメンバーの宿舎に出向かうことは
滅多にないし、
どちらかというと
あの子達が来るのが楽になっただけだと思う
ディノ「Aヌナー？」
いつもは誰かとしか来ないうちのマンネが
今日は珍しく一人で家に来ていて
リビングから私を呼ぶ声がした
「どうした？」
リビングに行くと
ソファに座っているチャニは自分の横を
ポンポンと叩いた
ディノ「一緒に映画見よう。」
「何見るの？」
チャニの横に座ると
ディノ「アベンジャーズ」
「あ、私が見れなかったって言ってたやつ！
覚えてたの？」
ディノ「ヌナも見てないって言ってたし、
僕も見たかったから借りてきた」
「ほんとうちのマンネは
よくできた子だね。」
そう言ってチャニの頭をなでなでしていると
急に手を掴まれて
ディノ「そうやって子供扱いされたくない」
チャニの顔を見ると
少し悲しい顔をしていた
そんな顔も可愛いなんて思ってしまって
「子供扱いしてるつもりはないんだけど、
そう思わせてるならごめんね。
だってチャニ可愛いんだもん、」
そう言うとチャニは呆れた顔をして
ディノ「はあ、チンチャ…」
ひとつため息をついた
ディノ「映画見よう」
あ、拗ねちゃったかな
映画のエンドロールが流れて始め
途端に眠気が襲って来た
その時、ストンと右肩に重みを感じて
目が覚め右の方を見ると
規則正しい寝息を立て
チャニが私の肩で寝ていた
「昨日も遅くまで練習してたもんね」
重くなったチャニの頭をゆっくりと
自分の膝の上に置いて
いつの間にか黒くなった髪の毛を
撫でていると
いつしか自分も眠くなってきて
そこで意識は途絶えた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 719人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ムンバイ(プロフ) - ワァオ… (2019年2月5日 22時) (
レス) id: cccc00c705 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぱらん | 作成日時：2019年1月9日 2時
