彼女の目には彼だけ 3

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「あ！ジスオッパ！おはよ！」


JS「おはよ〜 早起きだね」


「はにが前にお土産で買ってきてくれたジャム、
朝ご飯のトーストと一緒に食べようと楽しみにしてたら早起きしちゃった」


JS「へ〜いいな 僕も食べてもいい？」


「もちろん！トースト焼いてくるね〜」









JH「Aは…」




Aがキッチンに行ったすぐ後

まだ寝起きで寝癖がはねてるジョンハンが2階から降りてきた。









JS「おはよ〜今キッチンでトースト焼いてるよ〜」


JH「あー… ジャムか」


JS「その様子だと 仲直りしたみたいだね」


JH「お騒がせしました」


JS「言ってくれないんだろうけど駄目元で聞くね
どうやって仲直りしたの？」


JH「言わねぇよ、馬鹿か」


JS「やっぱりか。
自分からキスして酔っ払ってた時のキスはノーカウント〜とかロマンチックな事したのかなと思った。」


JH「ﾌﾞｯ…」


JS「ねぇ 汚い」









目の前でコーヒーを盛大に吹いたジョンハンを見ればすぐに分かる。

図星だ…笑








JH「ｹﾞﾎｹﾞﾎ… やめろよ」


JS「でー？いつ付き合うの？」


JH「知らねぇ」


JS「知らないはないでしょー
自分からキスしといてー」


JH「うるせぇ」









「お待たせ〜 出来たよ〜」


JS「わ〜 ありがと」







トーストを焼きに行った時はAと僕2人しか居なかったのに

お皿にはトーストが3枚。



A、2枚も食べるのかな？と思ったけど

その意味がすぐに分かった。









「あ、はに。おはよう。
起きてくると思ってトースト焼いておいたよ〜」


JH「さんきゅ」


「ん〜っ！このジャム美味しい！」


JH「良かった良かった」


「はにも早く食べて！」


JH「はいはい。って…ついてるし」








口の横にジャムをつけ ぽかんとしてるA

そのジャムを指ですくってそのまま舐めたジョンハン

「ありがと」と顔を赤らめるA









JS「まだそんなので顔赤くなってるのA、キスした仲なのに」


「なっ…！！」


JH「ばっ…」









2人が可愛くて
ちょっと意地悪したくなっちゃうんだけど…笑

未だにお互い照れるも
両思いなのになんだかもどかしいのも

全部含めて応援したくなるし
早くくっついてほしいよ、僕は。









JH「何ニヤニヤしてんの」


JS「いーや 別に？」









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