僕らの一番星 -2- (ページ6)

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抱きしめてページ6

220213
ここから少し内容を変更させていただきました…！

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つい先程、恋人同士になった私達。
きっと今までとそんなに大きく変わるものはないんだろうけど、すこし照れくさいよね。

WN「何もしないから今日はここで寝ていい？」

『ぷっ…(笑)』

WN「何で笑うんだよ、(笑)」

『今まで許可なんか取ったことないからおかしくて(笑)』

WN『一応、？(笑)』

先にベッドに寝転んでこちらに向かって腕を広げていたウォヌの元へ飛び込む。

『私こうやってウォヌに抱きしめられるの好き』

そう言いながらウォヌの顔を見ると、
はあ、と盛大なため息をつかれた。

『…何その大きなため息は』

WN「お前のせいだわ」

『ご、ごめん？』

WN「…やっぱ部屋で寝るわ」

なんて言いながら、起き上がってベッドから降りようとするウォヌ。

え、なんか私失言しちゃった……？！
好きって言われるのが嫌だったのかな……

『、ウォヌ気分悪くさせたならごめん。
でも今日は一緒に寝たいからいてほしい…』

するとウォヌはさっきよりも大きなため息＋頭を抱え出した。
え…そんなに…？
付き合ってすぐなのに図々しいって思われた…？

ショックなのか申し訳なさなのかわからないけど私の目にはどんどん涙が溜まってきてそれを隠すように俯く。

WN「え、泣いてんの？違う、なんていえば…その、俺。」

『ごめん…私も図々しかったよね、』

WN「違う。Aが俺を煽るような事ばっか言うから……
今一緒に寝たら俺我慢できる自信ない、から」

…、？！！！！！！
顔がカァッと熱くなる。

『…でも。一緒に寝たい』

それでも…いいから。

ごねる私を見て、
知らないからな…、なんて言いながらまた先程の位置に戻ったウォヌ。

だけど、私に背中を向けて寝た…
今の私は人肌が恋しいのだろうか。

『付き合ったのに抱きしめてくれないの』

WN「これ以上煽るな…」

『…わかった。じゃあ私が勝手に抱きしめる。』

一向にこちらを向いてくれる気配がないウォヌは諦めて、向けられた背中に抱きつくと体温が心地よくてすぐに意識がふわふわとした。