僕らの一番星 -2- (ページ4)

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WN「こっち見ないなら無理やりでもキスするけど」

『は、』

"キス"という言葉に反応して上を向くと、やはり近距離でばっちりと絡まる視線。

WN「残念…そんなに俺とキスしたくなかったんだ」

なんて言いながら拗ねたフリをするウォヌ。

…なんだか余裕あるのがむかつくので、ギロリと睨めば。

WN「その顔やばいけど」

『急に悪口？』

WN「は、(笑) 可愛すぎるってこと」

………はあ！！本当に色々と調子狂う。

WN「A。」

『…はい』

私を見つめるウォヌの目が急に真剣な目つきに変わったのがわかり、無意識に背筋が伸びてしまう。

WN「…俺と付き合ってくれますか」

言うの遅くなったけど、って。

『私で良ければ……お願いします』

WN「……やった」

返事をすると、またぎゅっと抱きしめられる。

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…余裕あるのむかつくとか思ってたけど。
耳元で鳴るこの早い心臓の音は、きっとウォヌの心臓の音で。

『…ウォヌの心臓暴れてる』

WN「Aのせいで口から出てきそうなんだけど」

『押し戻してあげるよ』

WN「怖」

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なんてムードもクソもない私たちだけど、

双子の片割れから、恋人同士という関係になりました。

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