僕らの一番星 -2- (ページ15)

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聞いてみたかった事を聞くと、隣の席のテラちゃんの方をジーッと見て考え出したウォヌくん。

そして、そのウォヌくんの視線に気付いたテラちゃんがこっち向いて、

TR「ん、なに？」

WN「別に」

TR「え？」

……私の目の前でウォンテラが喋ってる……！
と興奮する私は置いといて、ひたすらはてなマークを浮かべているテラちゃん。そりゃそうだよね。じっと見られたら気になるよね。

TR「私の顔になんかついてる?」

WN「別に何もついてないよ」

ウォヌくんの別に、の一点張りにやれやれと言った顔をしているテラちゃんが可愛くて私がくすくす笑っていると、『あ…2人グルだねー！？』なんて言いながら目を細めて私とウォヌくんを交互に見るテラちゃん(笑)
テラちゃんにはごめんだけど、本当に可愛い(笑)

テラちゃんがまた自分の前のファンの方に対応を再開すると、

WN「…全部好きです」

そうボソッとサラッと答えたウォヌくん。
安心してください、私の耳にはしっかり届きましたよ。
少し耳を赤くしているウォヌくんを見て、＂ああ…本当にテラちゃんの事が好きなんだろうなあ＂って……

「ウォンテラずっと応援してます」

WN「はは…ありがとうございます(笑)」

また会いましょう、と言ってくれたウォヌくんと握手をして、横にずれるとついに私の推しであるテラちゃんが目の前に……！

…やばい。
なんかめっちゃいい匂いだし、顔ちっさいしお目目くりくりだしとにかく顔が綺麗………

TR「こんにちは〜」

「…あっ、こんにちは！(日本語)」

緊張してなんか日本語出ちゃったし！
まあテラちゃん日本人だからいいんだけどさ！

TR「お！日本の方ですか！？なら日本語で話しましょう！あ、あとさっきウォヌと何話してたのかこっそり教えてください！」

あれ言っていいのかな…？(笑)

言っていいのかと葛藤する私をキュルキュルな目で見つめるテラちゃん……

「さっき話してたのは、」

TR「うんうん」

WN「そんな顔近づけて何してるの」

…おっと！