僕らの一番星 -2- (ページ1)

今日:13 hit、昨日:32 hit、合計:93,551 hit

修羅場…？ページ1

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

ミンギュといつぶりかの散歩をして、色々と深い話をした。
かなり強引なところもあったけど(笑)、
ミンギュのおかげで心のモヤモヤがなくなった気がするし、決心もついた。

『…ありがと、ミンギュ。』

MG「んー！今度アイスね！」

『どんだけでも買ってあげるよ』

MG「本当！？楽しみ！」

ヌナの幸せは俺の幸せ、だなんて言ってくれるような素敵な弟を持てて私は幸せ者だな。

＊

1時間ほど散歩をして帰宅すれば良い感じに眠くなっていて。

MG「ふぁ〜良い感じに眠くなった……あ。」

玄関に入って靴を脱いだら、ミンギュが急に止まったせいで思いっきりミンギュの背中に突っ込んだ私。

『ったあ…！もう急に止まらないで！』

前で何が起きてるのか、とりあえずミンギュの後ろからひょっこり顔を出すと。

WN「…A？」

『ウォヌ、？！』

まさかの人物に、どっと体の熱が上がったのがわかる。
どうやら水を飲んでいたウォヌと遭遇したみたい。

WN「こんな時間に2人で何してんの？」

気のせいかいつもより鋭いウォヌの視線がわたしに突き刺さる。

『ね、寝れなかったから散歩行ってただけ、』

WN「…ふーん」

…………やばいめちゃくちゃ気まずい。

MG「じゃ、俺眠いから寝るね！おやすみ〜」

『え、ミンギュ』

ミンギュは急に私たちを置いて行こうとするし。

MG「これはナイスタイミングだよ。
ちゃんと話し合いなよ(小声)」

ミンギュは私の耳元でそう言うと、大きな欠伸をしながら自室へ入って行った。

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

『…』

WN「…」

取り残された私たちの間には沈黙が流れる。

2人きりになるのはあの日ぶり…
…どうしよう、気まずすぎる。

でも、なんか言わなきゃ。そう思っていれば、

WN「A、」

ウォヌの低い声が沈黙を破った。

WN「話したいことが、あるんだけど。
ちょっと時間くれない？」

『う、うん！私もある』

WN「じゃあ…今から部屋行って良い？」

『うん、』

歩き出したウォヌにわたしも着いていく。

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

…今自分の心臓がうるさいのは、
話し合いをすることに緊張してるからなのか
ウォヌに手首を持たれているからなのか