夢 ページ31
ネットショッピングを済ませ、さあもう寝ようかと携帯を枕元に置いた時。
コンコン、と私の部屋のドアを誰かがノックした。
『…?どうぞ〜』
ゆっくりとドアが開いて誰かと思えば、でっかい猫が入ってきた。
そして、一直線にこちらへ向かってきたかと思えば無言でベッドに入り込んできて私をぎゅっと抱きしめた。
『…何かあったの?』
いつもだったら、狭い!って怒ってる私だけど、なんだかウォヌの様子がおかしくて心配になる。
WN「さっき夢見たから」
『どんな…?』
WN「お前が俺らを置いてどこかに行く夢」
『お…それで寂しくなった?(笑) 』
WN「うん…寂しかったし、悲しかった。
だから今日はここで寝る。絶対。」
『あっはい』
私に拒否権はなしですね。はーい。
でも、私がどこかに行く夢を見て寂しくなってここに来たらしいウォヌ…
いつもだったらこの後部屋から追い出してたけど、今日は許してあげようと思った。
『あーほんと…』
なんだか急にウォヌがとても愛おしく思えて、ぎゅーっとウォヌのことを抱きしめ返せば更に強く抱きしめられる。
『私がいなくなって寂しがって悲しんでくれたんだね。ありがとう。』
WN「うん。」
『なんか今日やたらと素直で可愛いね』
WN「そう?俺はいつも素直で可愛いよ」
『それは嘘』
WN「本当だよ」
信じて、とでも言うかのように完全に体をホールドされぎゅーっと潰れそうなくらいに私を抱きしめてくるウォヌ。
『ぅ!ぐるじい…!殺す気…!?』
と言うと、はっはっ、と呑気に笑ってやがる。
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來(プロフ) - 奈生さん» 初めまして、コメント有難うございます!ニヤニヤ…(笑) ただの私の願望ばかりというか願望でしかないし拙い文章ではありますがお楽しみいただけているようなら嬉しい限りです泣 不定期更新ではありますが宜しければどうぞこれからもよろしくお願い致します! (2021年11月20日 3時) (レス) @page45 id: 8e5f3a6a84 (このIDを非表示/違反報告)
奈生(プロフ) - 初めまして、コメント失礼致します!ウォヌくんにニヤニヤしながら、読ませていただいてます!次の更新も楽しみにしております! (2021年11月17日 13時) (レス) id: 02327140f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:全 | 作成日時:2021年7月8日 17時