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「A−、」
『あ、』
次の日のお昼。
お友達とご飯を食べていたら、やってきたのは、同期の男の子。
「聞いてくれよ、高松も大和も用事があってこれないっていうんだ」
『そっか、残念...こっちはユメちゃんとマイちゃんが一緒に行ってくれるって言ってる』
「そ、そっか。分かった」
焦った様子で去っていく彼を見ながら、
「ないわね」
と、毒舌の親友が一言。
「何あの顔、ひきつってるし。二人っきりになるなんて100年早いのよ」
『ふふ、マイちゃんがいてくれてよかったよ』
「任せといて、ユメと一緒に成敗しちゃうんだから」
『ん、ありがと』
ユメちゃんとマイちゃんは、
私が雅紀さんに淡い思いを抱いていることを知っていて、
今回の夏祭りのことも知ってたりする。
「Aはもうちょっと自分に自信を持っていいと思うけど。」
『そういわれても...』
雅紀さんにはきっと、
あの、色の白い人がお似合いだもんな―って。
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作者名：あきんこ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=akinko0125
作成日時：2019年7月20日 15時
