・S ページ39
A「いらっしゃい、どーぞどーぞ、適当に上がってくつろいじゃってー」
ドアが開いて、
雅紀がAを見て、しっぽを振る。
...お前好きな奴いるとか言ってなかったっけ"(-""-)"
『翔さん？』
Aに袖をつままれて、
そういや俺、会わせたくないとかいろいろ言ったんだって思い出して、
「ん、俺も一緒に上がるわ」
安心させるようにそういうと、
O「んふ」
って智君の声。
顔を上げると、雅紀の後ろでこっちを伺ってた。
智君も...大丈夫だよな？
取引先の社長秘書を狙ってるって言ってた気がするし...。
おじゃまします、って靴を脱いで、
リビングに入っていって、
『あの、先ほどはご挨拶もせずにすみませんでした。AAです。よろしくお願いします。』
ぺこ、ってAが頭を下げて、
ひたすら萌える俺←
M「じゃぁ、自己紹介してく？」
A「じゃあ俺から！」
ひたすら楽しそうに名前を言っていく二人、
松潤は...この前お店の子と両想いになったって言ってたよな？
智くんも続いて、
O「大野智です、年は翔くんの1個上で、仕事はねCEO」
的な。
「智くんは、割と有名な会社の最高経営責任者なんだ。」
O「よろしくね」
お願いします、って言い合って、少しだけ話してる。
ちょろっと智くんが社名を言うと、
『え、もしかして菊の品種改良をしてたりします？』
O「あー、してる」
『！論文読んだことあります、』
O「そうなの？そしたらニノのことも知ってるかな」
Aが、キラキラの目でニノの方を見て、
ニノもちょっとうれしそうな顔。
...ニノは...この前プロポーズしたって言ってたから大丈夫...だよな？
N「どーも、二宮和也です」
『二宮さん...青く品種改良した方ですか？』
N「昔ちょっとね、育種専門なの？」
『生物の授業で少し読みました。学校で小菊を育てる指導にあたっていて...』
楽しそうに話す二人。
ぶっちゃけ話の内容が、
生物とか農学系なのは分かるけど、
...何の話してるのか分かんねーわ。
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作者名：あきんこ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=akinko0125
作成日時：2019年7月20日 15時
