雑題：悪女が入部してきたらしいけどマネが可愛いのでそんなのどうでもいい。

２．「メタ過ぎる女、宮野さん」 ページ4

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＿＿＿＿＿＿宮野SIDE.








『…う、うそでしょ……なんで、？』





水道から私が作ったドリンクを持ってどんどん離れていく先輩に
涙腺が脆い私は泣いてしまいそうになった。









今日から正式に入部になった桜田先輩は
何故か私のことをムカツクと罵った後。

全くドリンク作りをすることなくスマホを弄っているだけ。





私が渋々ドリンクを作って、それを持っていこうとした時
私からドリンクの箱を奪って体育館の方へと向かって行った。









『有り得ないんだけど…どういうこと、？』




仮入部の短い時間だったけれど
桜田先輩は凄く私に優しくしてくれて、仲良くなれたとも思ったのに。


…まさか裏切られるだなんて想っても居なかった。








『…私絶対に信頼なくなったじゃん、』



どうせ先輩は自分で一人でやったって嘘を付くんでしょ？
…だって夢小説悪女あるあるじゃん。



それで及川先輩達は私のことを裏切って英だけ私の味方っていう、
そーゆー展開になることくらい予想ついてるっつーの。







『サヨナラ私の青春＿＿＿＿』



ぽろりと涙を零して、体育館のドアを開けた。









(((この女なんなんだよ！！！！！！！！！by天の声)))






＿＿＿


ここからが良い所なんだろうけどこれから習い事なんです…泣
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