赤さんの秘密。

『第4話でありまぁす←』 ページ5

〜妃鞠(陽太)side〜

陽「ごめん、ちょっと待ってて」

渉「おー。」



陽「も、もしもし？啓太(けいた)？」

啓太とは私の弟だ。なんのようなんだろう...

啓『....妃鞠で喋って』

陽「え、うん...」

『んん...これでいい？』

啓「あぁ。母さんが明日レコーディングあるから早く帰ってこいって。」

『あー、うん。ご飯食べていくから帰るの9時過ぎると思う。伝えてくれる？』

啓「ん。りょーかい。じゃあな。」

『え、ちょ....切れたし。ってかなんでわざわざこの声で....』



ガタッ

『っ！？何？』

あ、ただハシゴがズレただけか。

はよ行かな怒られてまうな。




誠「.....」





陽「お待たせー」

渉「あれ？まーしぃは？」

陽「まーしぃ？みとらんよ。」

誠「ｶﾞﾁｬ((いってて、トイレいったらドアに小指ぶつけたぁ...」

千「あーあ。大丈夫です？」

陽「地味に痛いよなそれ。大丈夫かまーしぃ」

誠「多分。」

渉「おい、そろそろ行くぞ」

しさせ「うぃー。」






千「はー、美味しかったですねー。」

渉「あそこ美味かったな。また行こうぜ」

誠「カード作ってもうたしwww」

陽「まーしぃ行動はやっwwwww」



千「あ、渉くん。今日泊めて。電車ないわ。」

渉「そのつもりでございましたー。」

千「神っ！」

誠「あ、俺陽太送ってくるわ。陽太、行こう」

陽「ん！じゃーねー！」

千＆渉『ばいばーい。』




誠「....なぁ、陽太」

陽「ん？何まーしぃ」

誠「.....これゆうてええんか分からへんねんけどな。」

誠「お前、もしかして女？」

え.....

陽「え...」

誠「ごめん。電話してる時、声聞こえた。」

あ、終わった。母さんに怒られる。

また叩かれる。あ、あぁぁ.....

陽「ご、ごめんなさ.....」

誠「...？陽太？」

陽「ごめんなさっ....ごめんなさいっ...！」

誠「これはあかん、コンビニ....あった。」



またなんか言われるのかなぁ....


あぁ、震えが止まらない。助けて....


何も、音が聞こえないよ.....


？「...た......だいじょ.....よ....」


誰......？


誠「ひな.......大丈夫.......てない...」



まーしぃ....？


陽「まー....しぃ？」

誠「はいはい、大丈夫だよ陽太。ごめんな。」

陽「おこ、てないの....？」

陽「たた...かない....？」

誠「そんなことせぇへんよ。落ち着き？」

陽「....ん....」



誠「あ、もしもし、坂田さんですか？」

母「は、はい....」

誠「担任の紫ノ宮です。夜遅くにすいません。」

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