確信犯5 ページ7
「おぅおう、で？誰が意地悪で？」
「この話はもう終わりにしよう！？ねえ！」
「質問に答えろカス」
「ご、ごめん…」
捕まってしまった。あのスタミナお化けな爆豪くんに勝てるはずもなく、ここは中庭の壁である。壁ドン状態。顔近いですやめて。
「だって、絶対分かってるじゃん…」
「あ"？」
「ぎゃっ、────もう、私の個性皆にバラそうとするからでしょー！」
爆豪くんが片手を壁につき、もう1つの手で私の頬を鷲掴みにしたのでむかついて少し叫んでしまった。
あ、やばい。怒るかな？と恐る恐る俯いた爆豪くんの顔を覗いてみると、
「…おめぇの反応がおもしれぇからだろ、」
と意味わかんない事を言い出して頬を掴んでた手を引いて私の耳元…個性がでれば、頭からでる猫の耳元に顔を近づけた。
「ん、ひっ…！？ちょちょちょ！！！待って待って！！」
「…やめねぇ」
爆豪くんの吐息がかかるため変に反応してしまう。気を抜いたら耳が生えてきてしまうため息をとめて必死にこらえることにした。
「────っく、ねぇ！」
ｶﾞﾁｬｯ
息もそんなに続かないので、少し大きな声を出そうと口を開けた瞬間
中庭と共同スペースを繋げる扉が開いて、特徴的な紅白頭がこちらに顔を覗かせた。
「おい、晩飯────って爆豪お前何やってんだ。」
やめろ、嫌がってるだろ。と間に入ってくれた轟くんに舌打ちをして爆豪くんは行ってしまった。
…轟くんって根っからの王子様タイプなのか。
「ありがとう轟くん〜、助かった！」
「いや、別にいい。」
首を軽く振って、晩飯出来てるから行こう。と扉に向かう轟くん。
私もついて行こうと壁から背を離してその姿を追っていった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1390人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夢花(仮垢) - やばい、めっちゃニヤける……そして最近夢小説のおかげでかっちゃんかっこいいとかよりも可愛く思えてくる…w (2018年11月19日 6時) (
レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
涼竜(プロフ) - 桜酒さん» 遭難という手がありました笑 なんでもありですね、ウェルカムです｡ﾟ(ﾟ^ω^ﾟ)ﾟ｡ (2018年10月27日 22時) (レス) id: 6c36b33230 (このIDを非表示/違反報告)
涼竜(プロフ) - りみさん» 思う存分ニヤケちゃってくださいませ(∩´∀`∩) ありがとうございます！ (2018年10月22日 22時) (レス) id: 6c36b33230 (このIDを非表示/違反報告)
桜酒 - 涼竜さん» いやもうね！？いっそ遭難してください！みんなで一緒に温めあってください！薄い本になりますようｎ((殴 (2018年10月22日 21時) (レス) id: 7715cc5acc (このIDを非表示/違反報告)
りみ(プロフ) - ニヤケが止まりませんんんん！！！イケメンかっちゃんで毎日癒されてます、、しかも轟くんの天然っぷり最高です！！ (2018年10月22日 21時) (レス) id: eed6883725 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：凉竜 | 作成日時：2018年10月17日 21時
