確信犯16 ページ18
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「…はぁ。」
「なにため息ついてんだカス！
とっとと行くぞオラ」
「わ、分かってるって…って引っ張らないの！！」
爆破を利用して素早く進む爆豪くんは私のコスチュームを掴んで進もうとする。
…ポロリするのでその肩の部分持たないでください。
と控えめに言うと「あ"！？ポロれや！！」と控えめに言って大胆発言をされたので黙ることにした。
言い遅れたが、今日はヒーロー基礎学の実践練習。いかに場所にはやくたどり着けるか！？選手権だ。
前にもオールマイトの授業であったが、それとは違うトラップあり、ヴィランロボありの大盤振る舞いとなっているやっかいな授業。
「私だって速く行けるから…っ！！」
太めの蔦を地面から出してそれに乗る。個性で蔦の成長スピードをあげればあとは楽だ。
「…ﾊｯ。没個性も使いようがあんのな。」
「…そりゃどーも。」
一気に目的地へと駆け抜けるが、雄英教師がそうさせてくれるわけもなく第1トラップのところ…？に差し掛かってしまった。
「あっ爆豪ー！Aもいる！助けてー」
「エッ、上鳴くんと佐藤くん！？」
第1トラップは、なにやら底なし沼のようなところ。足が取られて思うように動けないらしい。
確かに力技の佐藤くんと電気で感電させてしまう上鳴くんだと無理があるよな…
「…俺の爆破じゃ無理だ。てめぇやれや」
「はいはい、ちょっとまって！今行くね！」ｼｭｯ
地面に手をついてまた新しい蔦を出して拘束し、引っ張り抜こうとするとビクともしなかった。
男子高校生、しかも鍛えてる2人分は女の私にはキツイ。
────と、踏ん張っていると頭上から鉄骨らしきものが降ってきた。…は！？
『事件中にさらなる事件なんてヒーローには付き物だぜリスナー！！
死にはしねぇが助けないと減点だぜシヴィーー！！』
マイク先生の声が聞こえる。
────猫の個性を使えば、行けるかもしれない。
ハッと思いついた私は普段嫌がっている猫フォルムを発動させ、勢いよく助走をつけて沼を飛び越えた。
「────テメェっ!!」と叫ぶ爆豪くんの声を背に。
結果、飛び越える最中に蔦と猫の個性のおかげで鋭利になっている八重歯を駆使して2人を助け出せた。
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夢花(仮垢) - やばい、めっちゃニヤける……そして最近夢小説のおかげでかっちゃんかっこいいとかよりも可愛く思えてくる…w (2018年11月19日 6時) (
レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
涼竜(プロフ) - 桜酒さん» 遭難という手がありました笑 なんでもありですね、ウェルカムです｡ﾟ(ﾟ^ω^ﾟ)ﾟ｡ (2018年10月27日 22時) (レス) id: 6c36b33230 (このIDを非表示/違反報告)
涼竜(プロフ) - りみさん» 思う存分ニヤケちゃってくださいませ(∩´∀`∩) ありがとうございます！ (2018年10月22日 22時) (レス) id: 6c36b33230 (このIDを非表示/違反報告)
桜酒 - 涼竜さん» いやもうね！？いっそ遭難してください！みんなで一緒に温めあってください！薄い本になりますようｎ((殴 (2018年10月22日 21時) (レス) id: 7715cc5acc (このIDを非表示/違反報告)
りみ(プロフ) - ニヤケが止まりませんんんん！！！イケメンかっちゃんで毎日癒されてます、、しかも轟くんの天然っぷり最高です！！ (2018年10月22日 21時) (レス) id: eed6883725 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凉竜 | 作成日時：2018年10月17日 21時
