確信犯15 ページ17
ﾊﾞﾀﾝｯ
「…っはぁ…。」
寮に入り、入ってきた扉を背にズルズルと下に下がる。
ぺたっと尻がついたところで肩をおとしてため息をついた。
────『それって、恋じゃねぇのか』
「うわああああぁ！？」
思わず叫んだが仕方ない。
轟くんの言葉が頭から離れない。
確かに、爆豪くんは好きだ。でも、なんか安心する〜的なやつで。
いままでだって適度な距離を保ってたし、爆豪くんからされる意地悪も嬉しくはなかった…うん。
「あぁもうわからん…」
「…邪魔だろそこ」
「ぎゃっ！？かっちゃん…」
「あ"？誰がかっちゃんだクソ！！」
ガルルルルルルルと威嚇する爆豪くんはいつも通り、通常運転。
ブレザーを脱いでワイシャツをズボンから出し、喉が渇いたのか茶を飲んでいた。
私も何か飲んで頭を冷やそうかな、と脱いだブレザーをソファにかけて台所の共有冷蔵庫を覗いた。…あ、お茶あった。
「…なんで半分野郎にバラした」
「え？あぁ…朝私が寝ぼけてて尻尾を出したまんま轟くんに出会っちゃったの。
だから私のドジだよ、」
「…そーかよ。」
それだけ言うと、爆豪くんはお茶を持ったまま自室へと行ってしまった。
…なんかよくわからないけど、機嫌が直ったみたいでよかった…？
────────────────────────
爆豪side
「…はぁ。」
自室に戻って扉を背にしてため息をついた。
アイツ────蔦屋Aは何も気づいてない。
中学の頃、猫と戯れている所をみて。
俺に1人で立ち向かってくる所をみて。
なんでかは分かんねぇ。惹かれたんだ。
んで、惹かれてる奴には秘密があった。
あの姿は俺しか見てねぇ。だから謎の優越感に浸っていた。
…半分野郎に、容易に見せてることに腹が立った。
あの我慢してる声も、顔も、アイツ全部が俺は────────
その先の言葉を言えないままでいる自分に嫌気がさし、
胸あたりをキュッと握り「クソっ」と誰もいない部屋に吐き捨てた。
☆｡･:*:･ﾟ'★,｡･:*:･'｡･:*:･ﾟ'★,｡･:*:･ﾟ'☆
ｷｭｳﾃﾝｶｲ。
ｽﾐﾏｾﾝ。
ﾃｽﾄｷｶﾝｶﾞｵﾜﾘｿｳﾃﾞｱｾｯﾃﾏｽ。
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夢花(仮垢) - やばい、めっちゃニヤける……そして最近夢小説のおかげでかっちゃんかっこいいとかよりも可愛く思えてくる…w (2018年11月19日 6時) (
レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
涼竜(プロフ) - 桜酒さん» 遭難という手がありました笑 なんでもありですね、ウェルカムです｡ﾟ(ﾟ^ω^ﾟ)ﾟ｡ (2018年10月27日 22時) (レス) id: 6c36b33230 (このIDを非表示/違反報告)
涼竜(プロフ) - りみさん» 思う存分ニヤケちゃってくださいませ(∩´∀`∩) ありがとうございます！ (2018年10月22日 22時) (レス) id: 6c36b33230 (このIDを非表示/違反報告)
桜酒 - 涼竜さん» いやもうね！？いっそ遭難してください！みんなで一緒に温めあってください！薄い本になりますようｎ((殴 (2018年10月22日 21時) (レス) id: 7715cc5acc (このIDを非表示/違反報告)
りみ(プロフ) - ニヤケが止まりませんんんん！！！イケメンかっちゃんで毎日癒されてます、、しかも轟くんの天然っぷり最高です！！ (2018年10月22日 21時) (レス) id: eed6883725 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凉竜 | 作成日時：2018年10月17日 21時
