確信犯18 ページ20
「へっ？なんで今爆豪くん…？」
キラキラと目を輝かせる彼女に首を傾げるとお茶子ちゃんが「私わかったんよ！」とドヤ顔で迫ってきたため私は頭にハテナしか浮かばなかった。
「もう、ホント爆豪くん奥手すぎや！
Aちゃんの最近の悩み、これで解決されるかもしれんよ！！」
「…う、うん…？」
未だ混乱する私は、とりあえず言われるがままに寮のエレベータに乗り込んだ。
・
ｺﾝｺﾝ
「…誰だ」
「爆豪くん？私。Aだよ」
扉をノックして名乗るとｶﾞﾁｬｯという音と共に扉が開き、「…ンでいるんだよ、男子棟だぞ」と不機嫌そうな爆豪くんが顔を覗かせた。
…ぅ、あまり不機嫌な時には関わりたくないんだけど…お茶子ちゃんの粋な計らい？なので「ちょっとね。」と曖昧に返す。
「…ンだよそれ。はよ入れ」
「えっ、あ、失礼します…！」
いくらいつも一緒にいる爆豪くんといえど、男子の部屋は緊張する。
黒を基調としたいかにも爆豪くんっぽい部屋。無駄なものはない。
勉強机の椅子に爆豪くんが座り、私は指さされたベッドに腰掛けた。
「…お前、それ出たまんまなのかよ」
爆豪くんの目線は頭と腰に向けられた。
「あぁ尻尾と耳？いつも通り収納できるけど、今は反動で数時間はこのまんまなんだ。
それより訓練の時、何か言いたげだったよね爆豪くん？」
「…ﾁｯ。」
図星か。爆豪くんは部屋着のズボンのポッケに手を突っ込み舌打ちをしながら顔を逸らした。
…どこか、悩んで迷ってるような表情で。
「…こんな私だけど、爆豪くんのためなら力になるよ、」
悩みを聞くつもりだったが、それは爆豪くんには逆効果だったらしい。
「…と……ょ」(ﾎﾞｿｯ)
「え？なんて？？」
「────────こんなとか！！言うなよクソ女ァ！！！」
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夢花(仮垢) - やばい、めっちゃニヤける……そして最近夢小説のおかげでかっちゃんかっこいいとかよりも可愛く思えてくる…w (2018年11月19日 6時) (
レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
涼竜(プロフ) - 桜酒さん» 遭難という手がありました笑 なんでもありですね、ウェルカムです｡ﾟ(ﾟ^ω^ﾟ)ﾟ｡ (2018年10月27日 22時) (レス) id: 6c36b33230 (このIDを非表示/違反報告)
涼竜(プロフ) - りみさん» 思う存分ニヤケちゃってくださいませ(∩´∀`∩) ありがとうございます！ (2018年10月22日 22時) (レス) id: 6c36b33230 (このIDを非表示/違反報告)
桜酒 - 涼竜さん» いやもうね！？いっそ遭難してください！みんなで一緒に温めあってください！薄い本になりますようｎ((殴 (2018年10月22日 21時) (レス) id: 7715cc5acc (このIDを非表示/違反報告)
りみ(プロフ) - ニヤケが止まりませんんんん！！！イケメンかっちゃんで毎日癒されてます、、しかも轟くんの天然っぷり最高です！！ (2018年10月22日 21時) (レス) id: eed6883725 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凉竜 | 作成日時：2018年10月17日 21時
