阿鼻地獄の女主任【鬼灯の冷徹】 (ページ19)

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17番地獄ページ19

お気に入り等ありがとうございます☆彡.。

突然ですが、キャラクターに関する質問コーナーをコメにて設けたいと思います。

「○○とAはどこでどうして出会ったの？」
とか
「Aはどこでなにして生まれたの？」みたいな感じです。

この話は作者の脳内妄想の1部なので、省いている出会いのシーンが多いです。また、夢主様の過去も割と謎だと思います。

たまーにのペース、もしくは気分次第で質問の答えのお話を書いたりします。答えるのは全部しますが！

よろしくお願いしますm(_ _)m

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「────え、Aさんってそんな長生きしてやっしゃるんすか…」

Aのその風貌と歳のギャップに驚いたのか、桃太郎は訝しげにAを再度見てみる。

たしかに謎の貫禄は鬼灯と同様にある。

奪衣婆のように肌が嗄れているわけでもなく、スラッとしたくびれに豊満な胸────

「桃太郎さん、Aさんのナニのドコを見てるんですか具体的に説明しなさい。てかしろ。」

「ぎゃあああああ！？」

いつの間にか後ろに現れた鬼灯が桃太郎に容赦なく金棒をおろした。そして鬼灯の顔は言うまでもなく歪んでいる。とてつもなく。

Aは軽く笑いながら鬼灯をなだめた

「鬼灯、桃太郎君も悪気があったわけじゃなんじゃない？許してあげなって…

ほら金棒あげて！」

幼い子をあやす様に、めっ！と叱ったAに鬼灯は金棒を渋々あげた。

と同時に叱って鬼灯に近づいているAを腕に収めた

「ちょ、ちょっと…！！さっきからなんなの！」

暴れるAも普段から鍛え上げている鬼灯にとっては軽いものであり、さっきよりも強い力で鬼灯はAを抱えた

「────桃太郎さん、今回は許しますけど次は無いですよ。

…あと、金丹と花粉症の薬貰った(奪った)ので帰りましょうAさん」

ありがとうございました、とお辞儀する鬼灯の後ろの方には喧嘩のすえに地獄に堕ちてから這い上がり疲れ果てている白澤と前には四つん這いで頭から血を流す桃太郎であった。

────天国なのに地獄絵図である

「あ、ありがとうね桃太郎君！

ちょっと鬼灯引っ張んないでよ、あっ桃太郎君！白澤によろしく言っといて！！」

腰の着物を掴まれながらAはバイバイ！と桃太郎に手を振った

「────────なんなんだあの嵐のような人達…。

シロとかルリオ、柿助は大丈夫なのか…」